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医大「不正入試」の背後にあるもの 

医大、医学部の不正入試(不適切ではなく不正)が続々と明らかになっている。大学側は、医師の仕事は体力が必要だとかほざいているが、二日、三日不眠不休の仕事を要求する職場が問題なのであって、そうしたブラックな職場に耐えられる人物を大学が要求することはおかしい。それも入試で手加減して、大学が望む学生を入学させる、それを非公表下で行うのは犯罪である。

それはさておき、この問題の発端は、文科省の官僚が東医大に自分の子息を不正に合格させた問題から明らかになった。行政官庁が、大学側に「紐付き」の助成金を立ち上げ、その助成金を何としても手に入れたい大学から官僚が甘い汁を吸っていたという構造的問題がある。国は、大学への既定の助成金・交付金をどんどん減らし、その一方で、こうした情実の入りやすい競争的助成金、即ち紐付き助成金を増やしている。この構造を改めなければ、同じ問題が続く。おそらく、もっと地下に潜った形、または官僚の天下り先のさらなる提供という公然とした形で、蔓延ることになる。

大学側に問題があることは事実だが、いつの間にか官僚・行政側の問題が取り上げられなくなっている。こうした行政の利権構造が、社会の活力を削ぐ。

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