レーダー照射問題 その後
海自の哨戒機が、韓国海軍駆逐艦から火器レーダーの照射を受けたという問題。
防衛省が、哨戒機が撮影したビデオを公開した。が、これだけでは結論がでない。
こちらのサイトが、現在得られた情報で分かることを説明している。
このサイトの著者の結論は
〇哨戒機が、国際民間航空機条約で定めた低空飛行限界よりも低く飛んでいた可能性がある。
〇レーダーは照射されていた可能性が高い。何らかのトラブルか、駆逐艦が哨戒機への嫌がらせをした可能性がある。
ということのようだ。
これらの推測が正しいとすると、どちらの言い分にも正しい部分と誤りの部分がある。
韓国海軍と、海自の現場担当者同士で、徹底して話し合って解決すべきだろう。公にできぬ情報もあるはずなので、現場の人間同士で話し合うことにより解決するのが一番だ。
海自が、低空飛行で哨戒したことが引き金になっている可能性があることを念頭に置くべきだろう。韓国海軍は、北朝鮮の艦船の救助活動を行っていたのだから、積極的に海自に敵対軍事行動をとる理由がない。
防衛省が開示したビデオを見ると、海自哨戒艇の乗組員が、韓国駆逐艦を呼び出す際に、自らを
JAPAN NAVY 日本海軍であると連呼していた。
もう海自は、日本海軍という意識でいる。専守防衛の原則等捨て去っているのか。
このビデオを、躊躇する防衛省の頭越しに公表することを指示したのは、安倍首相だ。
安倍首相は、何しろ国際的な緊張状態を作り出したい、という一心のようだ。彼に政権を担わせるのは、危険だ。
- [2018/12/29 23:20]
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