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基幹統計の改ざん アベノミクスの結果のでっち上げ 

姜尚中氏がテレビ番組で指摘していたが、統計statisticsの語源は国家stateと同じである。

統計が正しく現実を表していなければ、国家の状態が正確に把握できない。国家、国民のための正しい政策立案が出来なくなる。さらに、政策の効果・妥当性を検証できなくなる。

今、日本は、行政の記録である公文書の改ざん・廃棄が頻繁に行われるだけでなく、国の基幹統計自体が改ざんされ、隠蔽されている。

我が国の行政統治機構が、機能していないということを意味する。

行政統治機構が、ごく一部の統治者、行政・政治に携わる人間、その取り巻きのためにだけ働く、という状況になっている。

この後のわが国の歩みに破壊的な影響を及ぼすことになる。

以下、引用~~~

1月18日付田中龍作ジャーナル
 「賃上げ偽装」 なぜか総裁選直前に高い伸び

昨年3月、自民党大会で安倍首相は誇らしげに語った―

 「地方に行った時、ある青年から言われたんですよ。安倍さん、給料が上がったんで、発泡酒じゃなくてビールが飲めるようになったんですよ。外に飲みに行けるようになったんですよ・・・」

 ウソで塗り固めた作り話であることはミエミエだった。現実は逆だからだ。メーカーの主力製品は発泡酒よりもさらに安い第3のビールだ。地方に行けば飲み屋街からネオンは消えている。

 この年の秋、総裁選があることは誰もが知っていた。もちろん霞が関の役人たちも。

 自民党大会から3ヵ月後の6月、厚労省の毎月勤労統計に異変が起きる。給与総額が3・3%増(前年同月比)、実質賃金が2・5%増(前年同月比)となったのだ。

 「21年ぶりの高い伸び」とされた、6月の統計結果(速報値)が発表されたのは8月。自民党総裁選の前月だった。安倍首相の選挙演説のために用意された数字とタイミングだった。

 毎月勤労統計の不正操作は2004年に始まったものだが、2018年1月からはアベノミクスの成果を作り出すための偽装となった。18日、野党議員は厚労省や総務省などからのヒアリングで「いくつも下駄を履かせている」と指摘した。下駄は主に以下3点だ―

▼抽出調査していた500人規模以上の企業の入れ替えにあたって、賃金の高い企業をピックアップした。
 
▼上記の手法で高く出た賃金に3を掛けた。(これは厚労省自らが明らかにしている)

数字そのものがデタラメ。昨年の通常国会で厚労省は「裁量労働制」「高プロ」法案を通すため、データを偽装していた。偽装はお手のものである。

 野党議員たちが「元のデータ(生データ)」の提出を強く求めたが、厚労省は「調査中」として拒んだ。

 福島みずほ議員が官僚らにたたみかけた。「なぜ、だれの判断か? 役人だけの判断なのか? もう実は分かってるんですよ」。

 ~終わり~

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