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防災レーダーよりも、米軍軍事レーダーが優先される国 

福留高明氏は、秋田大学で教鞭を取っておられた方で、秋田地方から優れた論考をfacebookに公開しておられる。

彼は、イージスアショア配備の持つ意味を精緻な議論で明らかにした。こちらこちらそれにこちら

防災電波よりも軍事用電波、ことに米軍が使用する電波が優先されており、沖縄、山口、秋田(その大部分)では、防災レーダーが他の地域に比べて不十分であることを、福留氏がfacebookで示している。

イージスアショアは、グアム、ハワイの米軍基地を防衛するための施設である可能性が高い。その施設を運用するために、これら三県の防災レーダーシステムが他の地域よりも劣ったままにされている、ということだ。まさにわが国は米国の盾にさせられているのである。

台風・大雨は、わが国にとっては極めて差し迫った自然災害だ。それを的確に捉え、予報するためのレーダーが、一部地域で米軍のために設置できない、その状況を放置する政権とは一体だれのために仕事をしているのだろうか。日米安保ガイドライン等によって、自衛隊がどんどん米軍の指揮下に入れられ、米軍の世界戦略に組み込まれている。それだけでなく、わが国・国民が米国の盾にされているのだ。

わが国は米国の属国なのである。

以下facebookより引用~~~

福留高明

防災用電波より軍事用電波を優先!?

 気象庁「高解像度降水ナウキャスト」システムによる予測精度には目を見張るものがある。このシステムはCバンドおよびXバンドという2つの周波数帯域のレーダー電波を使って解析をおこなっている。このうちCバンドは気象庁レーダー網で観測をおこなっているが、Xバンドは国交省のXRAINレーダー網からデータ提供を受けている。これら2つのバンドにより互いの短所を相補っているのである。とりわけ、250mメッシュでの高解像度降水予測ができるようになったのは、Xバンドでの観測ができるようになったためである。Xバンドでの観測が始まったのは2010年で、4年後の2014年には38のレーダー局が整備され、全国をカバーするXRAIN観測網が完成した。ところが…である。沖縄県・秋田県・青森県についてはなぜか未整備のまま放置されてきた(附図参照)。とりわけ、沖縄は言わずとしれた台風銀座。全国でむしろ最も優先的にXRAINが要求されている地域である。しかるに、なぜ? この3県には、整備を拒む何らかの重要な理由が存在するのだろうか?

 ――沖縄には米軍基地、青森には米軍車力通信所が存在し、そして秋田は地上イージス予定地。共通するのは、いずれも米軍のための基地(予定地)、ミサイル防衛を目的としたレーダー施設が設置(予定)されていることである。例えば、車力通信所にはXバンドレーダーであるAN/TPY-2レーダーが配備されている。秋田に予定されているイージス基地でも当然ながら車力通信所と同じXバンドがメインとなることは間違いない。沖縄米軍基地については情報を入手できていないが、同じくXバンドを用いていることは想像に難くない。

 つまり、軍事用レーダー電波として防災用レーダーと同じXバンドのレーダー電波が用いられているのである。もし同じ帯域の電波を発射すれば何が起こるか。当然ながら、電波どうしの干渉が起こり、どちらかがあるいは双方が妨害を受けてしまう。したがって、上記3県に防災用レーダーが整備されないのは、何らかの圧力がかかっているのではと疑念を抱くのは私だけだろうか?
 (ちなみに、XRAINについては昨年夏に鷹巣局が開局しやっと秋田県の一部をカバーできるようになったが、なぜかイージス予定地の秋田市周辺はいまもって観測空白域のままとなっている。)

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