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ひとり親家庭の子供の大学進学率で、安倍首相はまた大ウソ 

ダボス会議で安倍首相が演説を行い、子供の貧困が大きく改善したと豪語した。

子供の相対貧困率では、7名に1名は貧困状態にあるとされているし、安倍首相のこの言葉の根拠を探した。どうも、一人親家庭の子供の大学進学率に言及し、それを根拠としているらしい、ということが分かった。

安倍首相曰く;

政権発足以前、一人親家庭の子弟で高校を出た後、大学に進学した人の比率はわずかに24%でした。それが、直近の数字だと42%です。

ところが、これが大ウソなのである。内閣府の統計だと、H23年以前は、大学等への進学率として、大学と専修学校等両者への進学率を合わせた数値である。一方、H28年の統計は、大学と専修学校等各々への進学率が別々に集計されている。

H23年の41.6%という数値は、大学、専修学校等各々への進学率を合計した数値であり、H28年の数値とほぼ変化がない。従って、H28年の大学進学率も、H23年とほぼ同じ数値だと思われる。安倍首相の述べた通り、直近の大学進学率が42%だとすると、専修学校等への進学率が急に1%以下に低下したことになり、それは考えられない。

従って、H23年は大学等進学率から大学進学率を推定し24%とし、H28年は専修学校等への進学率を加えた大学進学率を取り上げ42%とした可能性が高い。それにより、大学進学率が急激に上昇したと述べている。H28年のデータに、故意に専修学校等への進学率を大学進学率に加えている。

大ウソである。

内閣府 教育の支援に関する指標;

子供の大学等進学率       H23   41.6%

     大学進学率        H28   23.9%
     専修学校等        H28   17.8%
     大学等進学率       H28    41.7% 
    

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