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老い 

昨日午後、時間が出来たので、老母を連れて、近くのN公園に出かけた。母の認知症が進んでいなかったころは、結構頻繁に出かけたものだった。が、このところは、しばらく出かけることもしなくなってしまっていた。

途中、たわわに熟れた柿を見つけると、「あれをとるべぇ」と訛り丸だしで、半ばふざけて、半分本気で言う。N公園には、学校の頃に、遠足で来たと言っていた。小高い丘全体が公園になっている。下草を刈り込み、もともとあった木々に加えて、多少木を植えただけのシンプルな自然の公園だ。半ば落葉が終り、楓と思われる木等少数の木が、くすんだような色調の紅葉を見せていた。

公園についた途端、へなへなと道端に腰を下ろしてしまった母。一緒に出かけなくなった、この数ヶ月にも、それだけ体力が落ちたのだろうか。

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深い皺の刻まれた母の横顔。あれほど当意即妙の会話を楽しみ、シャープな知性を感じさせた母。言葉の理解に時間がかかるようになってしまった。老いが、確実に深まっている。

老いは、何なのだろうか。人生からの離別の時期か。一生懸命生きた挙句に、寂寞のなかで、人生を終えることになるのか。それは一体何なのか。何のためなのか。

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コメント

かつてはこの下に射撃場があり、クレー射撃を趣味とする当時の芸能人たちがこの地に通ったそうです。その後、鉛散弾による水質汚染が問題になって射場が閉鎖されたと、キノコ採りを終えた父からこの場所で聞いたことがあります。御母様も、きっと、懐かしい思い出を楽しまれたのではないでしょうか。

ここは、DJVさんの地元ですね。クレー射撃場があったなどと言うことは、全く知りませんでした。母親は、学校時代に来たことがあると言っていましたが、デイケア時代の間違いかも・・・笑。しかし、自然が残されて、静かな良い場所ですね。こうした公園があるのは、この町の誇りですね。

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