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ブログ1周年 

拙ブログを書き始めて、昨日で1周年だった。うっかりしていた。1周年だからといっても、特別な感慨が湧くものでもない。しかし、このような駄文に目を通してくださる方には、本当にあり難く思っている。また、少しなりとも勉強をし続けながら、感じたこと、知ったことを書いて行きたいと思う。少し、老化現象が現れ(進み)、同じようなことを繰り返し記している気もするのだが・・・。

ブログを書くようになったきっかけは、無線の友人のブログや、所謂医療系のブログを読んで、自分も何か発信できたら、という単純な思いだった。しかし、出発点は、何と言っても、昨年2月に大野病院事件が起きたこと、それに対する、医師達がネットを通して大きな抗議の声を上げたことだった。

その出発点となった大野病院事件の最近の公判内容を、改めて読ませていただいた。東北大学の産婦人科教授が、弁護側証人として証言し、客観的に見て既に検察の主張は、尽く粉砕されたかに見える。医学的な見地からすると、そうとしか言いようがない。しかし、裁判は、真実を追究する場ではなさそうだ。特に、被告とされたK医師が、取調べ時点で述べた(述べさせられた)調書を、裁判官がどのように判断するのか、といった点を考えると、まだ楽観は許されないようだ。

K医師の証言の中で、当初、遺族に賠償をするためにも、(K医師にとって不利な内容の)行政による調査報告書の内容をのんで欲しいと、病院の事務長に言われた、という話が印象に残った。あの調査報告書を基に、福島県警が動き出し、刑事事件として立件されたのだ。あのように、玉虫色の論調の中にK医師の責任を認める、不完全な内容の調査報告書があったからこそ、刑事訴追にまで至ったのだと思う。病院側、行政サイドは、医学的な真相を究明し、そこから刑事事件にはなりようがないという結論を下すべきだったのだ。何たる怠慢と、いい加減さだったことだろう。病院幹部・行政は、刑事事件化されてからでも、あの調査報告書を取り下げ、真相を究明すべきだったのに、何もしていない。K医師の無念さを改めて思う。

このちっぽけなブログの原点は、どこにあるのかと言えば、大野病院事件だ。明後日には、第10回公判が開かれるようだ。これまでと同じく、関心を持ち続けて行きたい。

コメント

先生、ブログ一周年、おめでとうございます!
私がこのブログを拝見し始めてからも、かなりになりますが、いつも先生のお人柄が出た文章を楽しみにしています。
医師の方のブログは、結構見てますが、皆さん、本当に真面目だなあと感心しています。
仕事に誇りを持ってるのがよく分かるんです。
かつて、私も医師を色眼鏡で見ていた時期があります。
でも、先生のブログを始め、医系ブログを見て目が覚めました。
我々、患者には、なかなか、現場の事は分かりません。
なので、現場の状況・医学的な視点・医師の見解など、非常に勉強になります。
これからも、ブログ、応援しております!

暖かなお言葉をありがとうございます。不勉強ですが、また少しずつ発言して行きたいと思います。何かご意見、お気づきのことがありましたら、ご教示ください。

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