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政治家の無能さ 

金子勝教授が、日刊ゲンダイに、地方の疲弊とそれによる政治的停滞について記していた。切り捨て政策で、地方が経済的に疲弊し、若者の流出が続き、それによって政治が一部の「ボス」により支配されるようになる、その結果3割近くの地方自治体では、地方自治体選挙が無投票になってしまっている、というのだ。それが、結果として、安倍政治を存続させることに繋がっている。経済的な疲弊と、一握りの政治的なボスによる支配との間には、やはりそこに住む高齢の方の情報受容の問題、彼らの政治的な識見・関心の問題があるのだろう。いずれにせよ、安倍政治というわが国を破滅に導く政治が存続する大きな要因はここにある。

我が国の政治状況を考える上で、もう一つの大きな問題は、選挙がまるで芸能人の人気投票のようになってしまっていることがある。安倍の次の首相候補に誰が良いかという「世論調査」の結果では、必ずと言ってよいほど小泉進次郎の名前が上がる。彼の最近の「業績」に関して、ネットにまとめられていた。

昨年の臨時国会は厚生労働委員、高プロや入管法改正で目立った発言無し。

沖縄県知事選、辺野古に関して無言。沖縄県知事選挙には応援に行ったが、基地問題について無言であった。

今、自民党厚生労働部会長で、統計不正に関して解明の動きなし。

道知事選、争点隠し応援。北海道では、泊原発の再稼働、JR北海道による鉄道廃止問題等喫緊の課題があるのだが、与党候補は、それらの問題に対して態度表明を避け、何も論じていない。その候補の応援に入った、小泉進次郎も同様である。

小泉進次郎は、与党の人寄せパンダでしかない。時に、政権を批判するようなことを口にするが、本当の批判をすることは決してない。いわば、国民の不満のガス抜き要員でしかない。

考えてみるに、安倍晋三という政治家も政治家家庭のお坊ちゃんでしかなかった。大学では、彼がまともに勉強していなかったことを指導教授にバラされている。その後、就職した神戸製鋼では、発注の仕事で大ポカをしたことを、彼自身が述べている。米国に留学したというが、語学学校で「遊学していた」というのが本当のところだ。政治家になってからも、小泉政権で官房長官に引き上げられ、そのポジションを一期務めただけで、大臣経験や、党務の経験はない。今も何ら解決していない「北朝鮮拉致問題」で、マスコミの注目を集めた。だが、安倍は一時帰国をした拉致被害者を一旦北朝鮮に返すことを主張していた。見識も覇気もない政治家でしかない。政治的な見識・業績を欠き、自らの権力維持のみを目指しているのだ。

このように、二世、三世の政治家には、言葉通り「ロクな」政治家はいない。

小泉進次郎は、残念ながら、その「ロクな」政治家はいないという口の一人だ。彼が首相になって、この国の難しい状況を切り開けるとはとても思えない。

小泉進次郎が次期首相の有力候補になる、という現実に、この国の政治の貧しさ、国民の側の問題があるように思える。地方の政治的な無気力状況に通じる問題だ。

さて、この難しい状況に野党陣営はどうしたら対処できるのか。そして、我々国民の側は、このままの状態が続くはずがなく、政治的・経済的に悪化し続ける瀬戸際にいることを認識し、改めてありうべき政治・政治家について考えるべきなのだろう。

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