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福島県立大野病院事件第10回公判 

宮崎医大医学部の池ノ上教授が、弁護側証人として証言した。ロハスメディカルの速報を読んでも、加藤医師に落ち度がない、適切な医療を行ったことを示唆する証言だったようだ。

福島県警・福島地検が検挙・起訴した、この事件が、日本中の産科医療を崩壊に向かって押し出したことは周知の事実。

厚生労働省が、拙速の検討で立ち上げる医療事故原因究明組織も、同じ過ちを犯すことだろう。これは、医療の存立そのものを危うくする。

官僚・政治は、現場の声に耳を傾けない。自らの権益を確保するために、真相を無視し、手前勝手な論理で、強引拙速にこの組織を立ち上げようとしている。彼等は、これによって生じる様々な深刻な問題の責任を取らない。

以下、引用~~~

****** 読売新聞、2007年12月1日

大野病院事件公判 加藤被告の過失否定

 大熊町の県立大野病院で2004年、帝王切開手術で女性(当時29歳)を失血死させたなどとして、業務上過失致死と医師法違反の罪に問われている産婦人科医、加藤克彦被告(40)の第10回公判が30日、福島地裁(鈴木信行裁判長)であった。

 弁護側の証人として出廷した宮崎大医学部長の池ノ上克(つよむ)教授(周産期医療)は加藤被告の処置について「一般の産科医療のレベルから言って間違いはなかった」と述べ、過失を否定した。10月の第9回公判でも東北大大学院の岡村州博(くにひろ)教授(同)が同様の証言をしている。

 池ノ上教授は、争点の一つである胎盤を子宮からはがす行為を継続したことについて、「子宮の収縮や止血操作で出血をコントロールできる可能性がある」として、加藤被告の判断を支持。「血圧が低いまま子宮摘出に移ると、最悪の場合、亡くなることがある」と述べた。はく離に手術用ハサミを使用した点に関しても、宮崎大では胎盤をかき出す別の手術器具を使う場合があることを明らかにし、問題はないとの見解を示した。

 また、女性の大量出血については、凝固因子が不足して止血が困難になる「産科DIC」(播種(はしゅ)性血管内凝固症候群)の可能性を指摘した。

 公判後、福島地検の村上満男次席検事は「カルテや麻酔記録など検討した資料が不十分で、池ノ上教授の鑑定に客観性があるとは言い難い」と述べた。証人尋問は今回で終了し、加藤被告の被告人質問などを経て来年3月に論告求刑、5月に最終弁論が行われる予定で、順調に進めば、来夏ごろに判決が言い渡される見通しだ。

(読売新聞、2007年12月1日)

コメント

ロハスメディカルの速報は下記URL・・・

http://lohasmedical.jp/blog/2007/11/101.php

ロハスメディカルの完全な報告・・・

http://lohasmedical.jp/blog/2007/11/101.php#more

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