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小児の鼻・副鼻腔疾患 

小児外来を続けていて、小児の鼻・副鼻腔疾患が、増えている印象がある。幼児から年長児では、典型的なアレルギー性鼻炎、乳児にも、アレルギーを証明できないことがあるが、同様の症状・鼻腔所見を見出すことが多い。驚くべきことに、新生児期にも頑固な鼻閉が見られることがあり、鼻粘膜所見は、慢性の鼻炎だ。

元気なのに、鼻水や鼻詰まりが続く、中耳炎を繰り返す、口呼吸をしている、といった場合は要注意である。喘息のある場合も、鼻の様子はよく観察する必要がある。鼻水が喉に回る場合、副鼻腔炎があると考えられる。

鼻腔は、咽頭とともに、気道感染を起こす一番の部位であり、アレルゲンを含めて外来異物が多く接触する場所でもある。小児の場合、小児科医には鼻腔をあまり診て貰えないことが多く、耳鼻科医にかかると、鼻腔を診てもらえても、その場で吸引し、内服薬を投与される程度で終わってしまうことが多いようだ。所謂、「風邪」として処理されている疾患のなかに、主にアレルギーが原因の鼻・副鼻腔疾患が隠れていることがかなりあることには注意が必要だ。

以下、引用~~~

鼻の疾患が過去最高の割合 小学生12%、文科省調査 アレルギー情報広まりも
07/12/14
記事:共同通信社
提供:共同通信社

 花粉症などのアレルギー性鼻炎や蓄膿(ちくのう)症といった「鼻・副鼻腔(びくう)疾患」にかかっている小学生の割合は12・0%で、中高校生や幼稚園児とともに過去最高の割合となったことが13日、文部科学省が実施した本年度の学校保健統計調査速報で分かった。

 文科省は「アレルギー情報が一般的になり、これまで風邪と思っていたものがアレルギーと分かったケースもあると考えられ、実際にどこまで増えたのか把握しにくい」としている。

 調査では、ほかの鼻・副鼻腔疾患割合は中学生11・1%、高校生8・4%、幼稚園児3・7%で、小学生も含め前年度比の0・1―0・4ポイント増。

 ぜんそくの小学生は3・9%、中学生3・1%、高校生1・8%で、いずれも前年度比0・1―0・2ポイント増えて過去最高。幼稚園児は0・2ポイント減の2・2%だった。

 成長期の体格を親の世代と比べると、今の高3男子が最も身長が伸びたり、体重が増えてたりしたのは小6の時なのに対し、30年前の高3男子は中1の時だった。

 同様に、今の高3女子の場合は小4から小5にかけてだが、30年前の高3女子は小5から小6の時となっており、成長期が男女とも1年ほど早まっている傾向が出た。

 身長と体重自体は前年と横ばい。30年前の1977年度と比べて最も差があるのは中1男子で、身長は3.4センチ高い152.5センチ、体重は4.2キロ重い44.5キロ。女子は小5で身長が2.6センチ高い140.3センチ、体重が2.3キロ重い34.3キロだった。

 健康調査は全国の小中高校、幼稚園の健康診断結果から抽出した約332万人、発育調査は約69万5000人のデータを基にした。

コメント

こんにちは,
 小さい頃からのアレルギー性鼻炎でして、お付き合いは半世紀以上になります。Hi
 アレルゲン診断もいろんな耳鼻科医で受け、いろいろ体質改善治療も試みましたが、何時の頃からか諦めて、病気と仲良く・・に転換しました。
 その代わりか、不思議と熱の出る普通の風邪にはかかりませんが。

小児のアレルギー性鼻炎は、一般小児科では、結構見過ごされているように思います。

ステロイドの点鼻薬等効果の高い薬も出ていますよ。夜間に鼻閉が来る場合は、是非お試しを。

話し変わって・・・CQ誌の記事を読みました。あのような形状になっているとは知りませんでした。7メガも良く飛んでいる様子ですね。

こんにちは,
 抗ヒスタミンを連用して効かなくなると、耳鼻科に行くのですが、鼻の中に何か?塗ってもらって吸入をすると、治りますから、点鼻薬がいいのかもしれませんね。

 アンテナは実はCQ誌にヨイショ記事を書いてからトラブルに見舞われてます。同一ロットで他にも起こっている模様です。
 素晴らしいアイデアのアンテナですが、トラブルと建設環境によっては修復工事が大変です。

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