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診療関連死死因究明制度の創設に関して学会の反応 

診療関連死死因究明制度の創設に関して、内科学会・外科学会が、意見書を公表した。

ここ

基本的に、厚生労働省の第二次素案を受け入れ、それを理解するように、会員医師に求める内容になっている。

医師側からの希望表明に似た内容であるが、厚生労働省の素案には、この意見を取り入れる、または尊重するという保障は何もない。診療関連死の定義の問題、委員会組織に患者側から参加すること、刑事訴訟・民事訴訟に検討資料が用いられること等々根本的な問題は解決していない。

さらに、既にこのブログでも記したことだが、この制度が実際に運用されると、厚生労働省管轄の組織が、調査し、処分するという絶対的な権限を持つことになり、他の医療行政と関連付けられ、恣意的な運用をされる可能性がある。また、この制度に基づく組織の現場を担う人材、それを支える財源の手当てがない。診療関連死を広義に捉え、報告事例が増えると、この組織は、すぐに飽和し機能しなくなることは見えている。

厚生労働省案が、不備だらけなのに、何故医学学会がその実現を急ぐのか不思議なことだ。

この素案が法制化されると、救急医療・重篤疾患を扱う医療を壊滅的に破壊する。1,2年で元に戻すなどと言うことはできない。結局は、患者さんが十分な医療を受けられなくなる、ということなのだ。それを強調してもしすぎることはない。

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  • [2007/12/25 19:56]
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