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年金財政検証の結果公表も、参院選後 

政府は、年金の財政検証結果公表を参院選後に先延ばしする。日米貿易交渉結果と同じ。ともに、国民にとってはかなり厳しいものになるはず。

こちら。

金融庁が、公的年金では、老後に2000万円足りなくなる、と述べて、騒ぎになった。すると、自助でそれを何とかしろという部分は、慌てて取り消した。金融庁の公表したその文章を読むと、結局、彼らは年金政策を議論しているのではなく(年金がこのままでは持続可能でないことは明らかなのだが)、国民に「投資の勧め」を行うことが本旨だったようだ。

年金基金の半分を、鉄火場に突っ込み穴を開けただけで済まず、国民全体に「投資」をさせようということだ。あの報告書案の最後にオブザーバーとして、証券会社や銀行がずらっと並んでいることからも明らか。

もっとうがった見方をすると、年金基金・日銀だけでは、「官製相場」を維持できなくなった(ETFなぞ大半を日銀が買い込んでいる)、それで、国民の蓄えを先行きが怪しい株式市場・債権市場に誘導しようという魂胆のようだ。

今後、終身雇用は続けられないと財界が言いだし、恐らく、中年すぎには正規雇用の労働者が首を切られるようになる。で、非正規雇用で老後も70歳過ぎまで低賃金で働くことになる。現在30%の世帯は貯蓄がゼロ。それでいて、老後は自助努力せよ、と政府は言う。実際は、生活保護等の社会保障需要が大きく伸びる。もちろん、それも給付水準が下がる。

国民を待ち受けるのは、暗い将来でしかない。

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