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規制改革会議、混合診療推進を答申 

また、愚痴になるが、正月のように長い休みがあると忙しい。23、24日の連休も、仕事でほぼ費やされた。昨日は、100名以上の患者さんが来院してこられた。点滴をする必要のあるケースが、4,5人。開業当初は、その忙しさにも平然としていた気がするが、最近は、途中でため息が出てくるようになってしまった。これからの医療は、混合診療が導入され、IT化という新規投資を求められ、医療事故調という官僚支配構造下に置かれる・・・すべてが暗いというわけではないが、きわめてやりにくくなる。医師の自由裁量は更に狭まり、常に訴追を念頭に置いた医療をするようにしなければならなくなる・・・実際、仕事の規模を減らす時期に来ているのかもしれない。

規制改革会議が、「混合診療を進めるように」との答申をまとめたらしい。同会議の議長(日本郵船会長)の言葉が振るっている。「患者さんが少しでも救われるように、そのように答申した。」というのである。この会議の元の議長は、何度も言及している、オリックスの宮内会長だ。宮内さんは、重病になれば、家を売ってでも、医療を受けようとするだろうと発言した人物。その流れを汲む、同会議が、混合診療を進めるように提言したということは、患者さんのことを考えてでは決してない。医療機関を保有し、保険を販売するオリックスのような企業が、国民の病気を出汁に、一儲けすることを考えているのだ。現に、最近、宮内さんが、混合診療全面解禁とすれば、100兆円市場が出現すると言い放ったそうだ。利潤を上げることだけを考えている、このような方々に、医療の根本システムを決めてもらいたくはない。

と言いつつ・・・この答申が、閣議決定され、実現してゆくのだろうなという無力感に襲われる。医療事故調といい、混合診療といい、最終的には、国民が痛みを味合わされるのだ。それが、国民に伝わらない、または国民が痛みを感じるまで動こうとしない。

コメント

こんばんは

先生、年末は尋常ではない忙しさみたいですね。
お体に気をつけてくださいね。

しかし、桜井議員が情熱を燃やし、混合診療を止めるように意見したのに、まだ続けるか、この会議は。
まあ、大きく見れば、自民党や官僚や財界は、日本国を米国に売る事しか考えてないようなもんですから、当然と言えば当然ですがね。
桜井議員も言ってたように、この会議の人を国会に呼ぶべきですよ、ホントに。
私たち患者に出来る事は、少しでも多くの人にこの歪んだ事実を伝えることなんでしょうね。

いやぁ、老化に伴う体力・気力の衰えではないかなと思います。それに、将来への見込み・希望が失われると、やる気が一気に低下しますね。

丁度、孫の世代の子ども達と接していると、それだけで癒されることが多いのですが、忙しいとこころがささくれだっけくるのを感じます。これじゃいかんですね。

国民一人当たりのGDPが、世界18位にまで墜ちたと、ニュースでやっていましたね。内需などどうでも良い、輸出産業が伸びればよいということのようです。政官のトップ達は、一度下野してもらう必要がありそうに思います。

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