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安倍首相には中東和平に関与する能力がない 

安倍首相のイラン訪問を国内メディアは概ね好意的に扱っているようだが、このウォ―ルストリートジャーナルの記事以外にもBBC等、きわめて辛口な報道をしている。

トランプに命令されてイランに出かけたが、ホメイニには親書の受け取りを拒否され、おまけにトランプには時期尚早とはしご外しをされた。ホメイニとの会談中に、ホルムズ海峡近傍でタンカーが攻撃される事態を生じさせた。

繰り返すが、米国のイラン制裁につき従い、米国との軍事同盟で米国に隷属するわが国の出る幕ではなかったのだ。

これもすでに記したが、イラン出発直前に、ホメイニの名をホマイニと何度も連呼した安倍首相にはこのようにクリチカルな和平外交をこなす力はない。このイラン訪問の成果を大々的に述べる政府、それに岩田明子という安倍にベッタリの記者が報じるNHKは、真実を国民に知らせる能力も気概もない。

そもそも、安倍晋三という政治家には、外交を担うだけの知性が欠けている。高野孟氏の下記の論評は正鵠を射ている。

引用開始~~~

「外交は武器を使わずに行う戦争」とはよく言われることだが、安倍晋三首相にはそういう真剣勝負に毎度立ち会っているのだという認識も覚悟もない。たぶん彼にとっては外交は、相手国の首脳と「仲良しになって多少の無理も聞いて貰えるようになること」であって、その手段としては、2カ月続きで一緒にゴルフで遊ぶとか、お互いに夫人同伴で相撲観戦や居酒屋探訪や軍艦見学を楽しむなどのてんこ盛りの「接待」漬けが中心である。これは単なる「社交」であって、国際情勢変転の荒波の中で国家の生き残りを賭けて国益の最大化を図ろうとする「外交」ではない。

引用終わり~~~

以下、引用~~~

米紙「安倍氏は初心者」と報道
タンカー攻撃、痛い教訓得た

2019/6/15 10:15 (JST)
©一般社団法人共同通信社

 【ワシントン共同】米紙ウォールストリート・ジャーナルは14日、安倍晋三首相のイラン訪問中に日本のタンカーが攻撃を受けたことに絡み「中東和平における初心者プレーヤーが痛みを伴う教訓を得た」との見出しで報じた。トランプ米大統領が今回の訪問に謝意を示す一方、米国内に日本の中東外交への冷ややかな見方があることを示したと言える。

 同紙は、タンカー攻撃で緊張が高まる中東情勢を踏まえ「日本の指導者による41年ぶりの訪問を終え、米国とイランの対立関係は以前より不安定になった」と論評。「米イランの橋渡し」を目指した訪問と紹介したが、訪問の成果に関する言及はなかった。

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