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ドイツ銀行の実質破たん 

ドイツ銀行の経営が不味いという話は以前から何度か目にしていた。リーマン破綻時に脚光を浴びたCDSというデリバティブを、6000兆円保有しているのだと言う。大きなレバレッジをかけてマネーゲームに現を抜かした結果なのだ。

わが国のバブル破裂時に金融機関の整理をしたのと同じように、公的資金で不良債権を買い取り、銀行本体から切り離し、bad bankとして本体の経営再建を目指すという方針が出てきているらしい。しかし、EUで有数の銀行であったドイツ銀行がこれほどの負債を抱えている状況をそれで乗り切れるのか。

この事例が我々に教えていることは、世界的にまだ金融バブルの状況にあり、実体経済をはるかに超える「マネー」がバーチャル空間を飛び回っていることだ。このドイツ銀行の実質的破綻が、そのバブルを破裂させる可能性は少なくない。日銀も、金融緩和でぶよぶよの状態だ。日銀黒田総裁は、景気がさらに悪化したら躊躇なく金融緩和すると言っているが、マイナス金利が行き着くところまで行き、日銀は、中央銀行としての役割は果たせない。米国や他の国々も低金利で、バブルを煽っている。このバブルが破たんしたら、リーマンショックを超えるものになる由。投資とは関係ない生活をしている人々を、その余波が襲う。わが国の国家財政も、その時点でアウトになる。

Bloombergより引用~~~

ドイツ銀、再建策の一環で米株式トレーディング閉鎖を検討-関係者
Steven Arons
2019年6月17日 9:51 JST
更新日時 2019年6月17日 22:30 JST

欧州外での株式、金利トレーディングが縮小もしくは閉鎖の可能性

非中核部門へ最大500億ユーロ相当の資産移管を計画

ドイツ銀行は米株式トレーディングから撤退し、レガシー資産を清算する「バッドバンク」の設立を検討している。これは来月発表予定の広範な再建策の一部だという。事情に詳しい関係者1人が明らかにした。

  非公開の協議内容だとして匿名を条件に述べた関係者によると、同行監査役会は先週の電話会議で選択肢を話し合った。ドイツ銀は米国市場へのアクセスを望む欧州顧客のニーズに対応したいと考えており、現時点で完全な撤退が支持されているわけではない。この関係者は金利ビジネスの縮小も可能性が高いと話した。

  ドイツ銀は長年にわたり投資銀部門の再建を試みてきたが結果は実らず、クリスティアン・ゼービング最高経営責任者(CEO)はトレーディング事業の大幅な削減に照準を合わせ、同部門の縮小を図っている。ブルームバーグは以前、同行が長期デリバティブを保管する非中核部門の設立を計画しており、7月末までに明らかになると報じた。

  ドイツ銀の広報担当者は電子メールで、「5月23日の年次株主総会で述べた通り、持続可能な収益性の改善に向け変革を加速させる措置に取り組んでいる」と述べ、「必要に応じて利害関係者には随時報告していく」とした。

  関係者によると、この非中核部門は300億-500億ユーロ(約3兆6575億-6兆958億円)相当のリスク加重資産を保有する可能性が高い。今年1-3月(第1四半期)末時点でドイツ銀は3470億ユーロのリスク加重資産を保有していた。英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)はこれより先、バッドバンクの規模と欧州以外の株式トレーディング事業の縮小もしくは閉鎖の可能性を伝えていた。

原題:Deutsche Bank Considers Closing U.S. Equities Trading in Revamp(抜粋)

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