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イラン情勢 またでっち上げか? 

この中東危機の発端は、トランプがイラン核合意から勝手に離脱したことにある。その後、経済制裁、軍事圧力を強硬に進めている。

さらに、米国には、ベトナム戦争、湾岸戦争、イラク戦争等で、自作自演の事件、またはでっち上げによって開戦に持ち込んだ過去がある。いずれも、当該地域でのヘゲモニー、オイル利権、それに軍産複合体と組んだネオコンの意思が、そうした事件・事象の背後にある。犯罪的行為である。

今回の一連のイラン敵視政策、さらに対イラン武力行使につながる動きも、同様なものである可能性が高い。

安倍首相は、9月にイランを再び訪れて、危機の緩和を求めると言うが、それを求める相手はトランプだ。ピントがずれている。

安保法制による自衛隊の中東への派遣の危険が高まってきた。

朝日新聞を引用~~~

「英タンカー、拿捕未遂」 米報道、イランは全面否定 英「航路妨害受けた」

2019年7月12日05時00分

 米メディアが報じた中東ホルムズ海峡でのイランによる「英タンカー拿捕(だほ)未遂事件」を巡り、関係国の主張が食い違いを見せている。イランは事件自体を全面否定。英政府は11日、「航路の妨害を受けた」としたが、拿捕には触れなかった。米イラン関係が緊張する中、情報戦の様相も呈している。

 発端になったのは、米CNNなどの10日の報道だ。2人の米当局者の話として、ホルムズ海峡でイランの最高指導者直属の精鋭部隊「イスラム革命防衛隊」の武装したボート5隻が同日、英国のタンカーを拿捕しようと接近した。だが、タンカーを護衛していた英海軍のフリゲート艦が威嚇して阻止したため、未遂に終わったと伝えた。

 英政府報道官は11日、同国の商業船をホルムズ海峡で、「3隻のイラン船が航路を妨害しようとした」と説明。大筋では報道と一致したものの、船の数が異なるほか、拿捕の意図までは踏み込んでいない。

 一方、イラン側は報道や英国政府の主張を完全に否定。現地メディアによると、ザリフ外相が11日、テヘランでの会合で「革命防衛隊が否定すべきことではあるが、英国の主張はくだらないものだ」と強調。革命防衛隊の海軍部門も、「24時間以内に外国船舶に遭遇した事実はない」と発表した。その上で、同隊は「もし外国船舶を拿捕せよとの命令が来れば、権限が及ぶ範囲において迅速に速やかに実行することが可能だ」と牽制(けんせい)した。

 今月4日には、英領ジブラルタルの自治政府が英海兵隊員らとイランの原油を積んだタンカーを拿捕。イランが報復を示唆していたため、臆測を広げた形にもなっている。

 この問題以外にも、ホルムズ海峡付近では、米イランの緊張を高める事件が続発し、互いの主張が真っ向から異なっている。6月13日には、日本の海運会社が運航するタンカーなどが攻撃を受ける事件が発生。米トランプ政権は、イランの責任を強調し、革命防衛隊が関与したとする動画や写真といった「物証」を提示した。イラン側は「いつ撮影されたものかもわからず、証拠にならない」などとして関与を否定。英国は米国に同調したが、国際的な支持は広がらず、今も犯行主体が判然としない。

 また、先月20日には、革命防衛隊が米海軍の無人偵察機「グローバルホーク」を撃墜。場所について、イランは「領空侵犯をされた」としたが、米国は「公海上空だった」と主張した。互いに「証拠」を出し合うも、議論は平行線のままだ。(テヘラン=杉崎慎弥、ロンドン=下司佳代子、ワシントン=渡辺丘)

 ■<考論>断定は時期尚早、情報戦の側面も 日本エネルギー経済研究所・坂梨祥(さかなしさち)氏(現代イラン政治)

 米メディアの報道では、イランのボートは近くに英軍艦がいるのに英国のタンカーに近づいたという。米国がイラン包囲網を築こうとしている中、イランにとっては事件を起こせばますます国際社会に敵を増やすことになる。直ちにイランがタンカーの拿捕(だほ)を狙った事件を起こしたと断定するのは時期尚早だ。

 また、事件についてまだ客観的な証拠は出てきておらず、イラン側は否定している。イランは危険な国だとの印象を米国が植え付けようとする情報戦の側面もあるかもしれない。有志連合結成に向けた地ならしの可能性もある。6月に日本などのタンカーが攻撃された時、米トランプ政権は「イランが攻撃した」と主張したが、国際社会の支持は思ったほど広がらなかった。今回の事件は米メディアが当局者の話として報じている。もっともらしい話に見せようと、米政府が情報の出し方を工夫したかもしれない。今後もイラン情勢に関する情報の信頼性には注意が必要だ。(聞き手・佐藤達弥)

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