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世の中は狭い Serge K6UW 

Serge K6UWは、そのハンドルから分かるように、ロシア(当時ソビエト連邦)出身の、44歳。サンディエゴ近郊に住んでいるらしい。今夜、すばらしくクリーンになった7メガで、AtsuさんJE1TRV、それにRick K6VVA、Bob K5AY等と交信し終わったところで、コールしてくれた。

彼は、サハリン出身だそうで、元RA0FC。その昔、彼が無線を始めた頃、クラブ局のUK0FANで交信した初めてのJAが私だったそうだ。18年前に、米国に移住・・・ではなく、moveしてきたと言っていた。ゴルバチョフの「革命」の前後だったのだね、と言うと、あれは革命でも何でもない、ゴルバチョフの出現後、状況は悪化したのだ、と吐き捨てるかのように言っていた。

サハリンと聞くと、尋ねずにはおれない、旧い友人がいる。Ed UA0ERである。1960年代当時、北米まで飛ぶか飛ばぬかの弱々しい電波しか出せなかった私の相手を、良くしてくれて、お互いそれほど流暢でもない英語で会話を交わしていた方である。当時の共産主義国家のハムは、型にはまった所謂ラバスタしかしないのが、通例だったが、Edは、その規則を十分に破っている様子だった。Wの連中とも、よくラグチューをしていた。

Edのことを聞くと、Sergeは、随分昔の人のことを知っているねと感嘆した。驚いたことに、Edは、Sergeの父親の友人だったとのこと。Sergeの父親は、ハムではなかったようだが、無線関係の軍の仕事をしていたらしい。恐らく、仕事の関係で、Edともつながりがあったのだろう。Edは、その後、当時のUD6アゼルバイジャンに移住したことまでは知っているのだが、その後の消息を是非知りたいと言うと、調べることができるから、この次会ったときに情報をあげようと、Sergeは答えてくれた。

激動の時代を生き抜いたSerge。米国ではどのように暮らしているのだろうか。彼がサハリンで無線を始めた当時は、どのような状況だったのだろう。この次にお目にかかることが楽しみだ。

言い古された陳腐な表現だが、世の中は狭い。

コメント

ゴルバチョフについては西側における評価の高さとは裏腹に、ロシアではある人をして「頭を勝ち割ってやりたいくらいだ」と酷評されています。

UWというサフィックスはUゾーンからWへという意味がこめられているのでしょうか?

ゴルバチョフが、行ったこと、行えなかったことは、まだまだ評価が定まっていないということなのでしょうか。ブレジネフ路線によって、共産主義国家が硬直化し、行き詰まっていた。それを、ゴルバチョフは、打破しようとしたことだけは確かなのでしょう。西側からの評価に比べて、旧ソ連国内での評価はあまり高くなかったようですね。1990年前後、旧ソ連国内・周囲で起きたことをネットで調べてみましたが、大きな変動の時代であったことを改めて感じます。ゴルバチョフ一人の資質や、思想だけで、この変動を理解するのは、無理なことのようですね。

この時代を、ソ連国内で生き延び、米国に移住したSergeの考えを良く聴いてみたいものです。

UWというサフィックスの意味、なるほどそういう可能性もありますね。

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