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改憲願望の裏 

安倍首相の情緒に訴えようとする改憲論に対して、木村草太教授の自衛隊行政組織論は明快かつ論理的である。なお、この安倍首相の情緒的改憲論の根拠となるエピソードは実際にあったことなのか極めて怪しいことが国会論戦で明らかになっている。

安倍首相

「『おとうさんは憲法違反なの?』と、自衛隊員の父親に尋ねる小学生のお子さんがいる。その子は学校で虐めにあっている。だから、自衛隊が合憲であると、憲法に書き加えなければならない」

木村草太教授

「自衛隊は行政組織の一端ですから、憲法には書かれないのです。消防庁と同じでわざわざ『消防隊は合憲』と書きますか?内閣総理大臣が自衛隊の指揮権を持つのも、自衛隊が行政組織の1つだからです」

安保法制導入を急ぐ安倍首相は、有事の異国で救助される邦人母子を助け出す米軍に対する救援というシチュエーションを持ち出し、国民の情緒に訴えようとした。そのシチュエーションは、米軍の規則であり得ないことが明らかになっている。その後、集団的自衛権は、米軍の世界戦略に加担するためであることが判明してきている。現に、参院選後に、有志連合として自衛隊がホルムズ海峡へ派遣され、米軍のイランとの武力衝突の当事者になる可能性が出てきた。

安倍首相が執着する改憲も、何か裏があると見た方が良い。自衛隊を「自衛のため」という制限を取り払い、世界中に派兵できるようにするためだ。そして、国民の基本的人権・国民主権に制限を設け、徴兵制を実施する。国民を戦前と同様に「臣民化」するのである。これは、自民党の幹部が様々な機会に明言していることである。

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