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独裁の足音が聞こえる 

大津市でも、演説をする安倍首相に野次を飛ばした方が警官に取り囲まれるということがあったと報じられている。

札幌のケースとあわせて考えると、警察庁・公安警察に対して、安倍首相への野次を徹底して排除するように指示が出されていたことは間違いなさそうだ。

選挙への妨害だとか、聴衆同士の争いが起きるのを未然に防止するためと、警察は弁明しているらしい。だが、個人が叫ぶ「野次」は、政治的見解の表明であり法的に何も問題にならない。また、聴衆同士が争い始めたら、その時点で必要とあれば警察が介入すれば良いこと。それも謙抑的に行う必要がある。繰り返すが、宣伝カーから大音量で演説をしている政治家に対する野次は、その音量を超えるようなものでなければ、選挙妨害に当たらないと、最高裁での判例がある。

こうして、法的な根拠のない、野次の排除を始めたのは、官邸の指示以外にあり得ない。

これは結構深刻な出来事である。法律の根拠なく警察権力が行使されたこと(法治ではなく、人治である)。国民の見解表明の機会を政治権力が物理的に排除したこと。

これは、マスコミ、とくにテレビ番組・コメンテーター人選への官邸の介入、SNSでの恣意的なアカウント停止(反政府的な言動を繰り返していると、アカウントが停止される。これはネトウヨ・NSCが動いているためと思われるが、背後には官邸の意向がある。官邸では、SNSの監視が行われているらしい)等と並ぶ政治のファシズム化の一環と考えるべきだろう。

安倍政権になってから、国会では野党の質問時間が削られ、党首討論の機会も減らされた。また、政府は、予算委員会を3か月以上開催しなかった。国会の軽視である。

国民の意思表明の機会を奪い、国会を軽視する、その先にあるのは完全な独裁以外にあり得ない。

この事件は、諸外国でも報道されている。

元北海道警警視長の見解;こちら

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