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HPVワクチンの安全性 

昨日か今日のNHKの朝のワイドショー、朝いち、で、HPVワクチンを取り上げたらしい。

あるSNSで、その番組について、母親になりたての方が語っていた。その番組が言うには、「HPVワクチンには副作用がありうるので、受ける際は、自己責任で!」というのが結論だったようだ。

間接的な情報なので、この通りだったかどうかは分からない。だが、少なくとも視聴者の一人が、このように受け止めた内容だったということは重大だ。

何となれば、HPVワクチンは、一時問題とされた慢性疼痛のような副作用は、コントロール群と比べて有意差がない、すなわちワクチンで多く生じるということはない、というコンセンサスがすでに得られているから、だ。

一方、HPVワクチンで子宮頸がんの7割が予防可能で、9価の新しいワクチンだとそれが9割まで上がる。子宮頸がんによる死亡者は毎年2000人で、発症率が一時下がったものが最近再び増えている。こうしたことから、HPVワクチン接種は、必須といえるほど重要になってきている。

HPVワクチンの安全性については、WHOの予防接種の安全性を教宣する委員会GACVSが、確認し、接種を勧めている。下記のサイト3ページには、日本での「副作用問題」が根拠のないもので、接種者と非接種者にそのような症状が生じる率は変わらないことを述べている。

こちら。

NHKには医療保健に詳しい解説者がいるのだろうに、何故、最初に述べた様な誤解を生じうる放送を行ったのだろうか。

まさか、HPVワクチン勧奨に腰が引けている厚労省への忖度ではないだろうな?

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