FC2ブログ

有志連合に加わるように圧力をかけられている 

官邸で場違いな結婚記者会見をしている議員がいる一方で、国際情勢は大きく動いている。

米国は、中東ホルムズ海峡の有志連合という米国主導の対イラン軍事同盟に加わるように、日本政府に働きかけをしている。あのタンカー攻撃がどうも米国か、米国の友好国による自作自演ではないかという疑いが強くなり、有志連合へ関心を示す国は減っている。第二のベトナム戦争、湾岸戦争を起こそうとしているのではないかと、米国は疑われている。最初の米国による有志連合に関する説明会には60か国程度集まったらしいが、二回目には30か国まで減っている。ドイツは、明確に参加を否定した。有志連合に加わり、万一イランと軍事衝突を起こせば、中東の対立の一方に明確に組することになる。中東の戦争・武力衝突の当事者になるということだ。テロの対象にもなることだろう。原油の安定的な確保にも悪影響を及ぼす。

そうした状況にわが国を追い込むのかどうかの瀬戸際にある。このホルムズ海峡危機は、米国がイラン核合意から一方的に離脱したことに端を発する。イランへの軍事圧力を高めることは、わが国にとって得策ではない。だが、安倍首相に、否と米国に言うだけの判断力があるかどうかの問題だ。

この報道にはないが、INFの失効を経て、米国は中距離ミサイルをアジア太平洋に配備すると言い出している。配備先の候補地が、わが国とくに沖縄である可能性が高い。そのミサイルは、とくに中国をターゲットにすることになるだろう。東アジアの軍事緊張を増し、わが国が有事の際に攻撃のターゲットになる可能性を高める。北朝鮮が立て続けに発射している短距離ミサイルを、米国は問題にしていない。だが、そのミサイルは日本に到達しうるものだ。米国の意向に逆らわず、ミサイルを飛翔体と曖昧に述べ、わが国の安全保障に問題にならないと述べる安倍首相。一体どこの国の首相なのだろうか。

すべて、これらは米国の世界戦略のためということだ。

安倍首相は、米国・ロシア等のリーダーと個人的に親しく成れば、外交がすべてうまくゆくと思い込んで行動している。その幼稚さは外交とはとても呼べない。各国が自らの利権のためにぎりぎりのところで動く外交の舞台で、一体安倍首相は何をしようというのか、何ができるのだろうか。はなはだ疑問だ。

以下、産経新聞から引用~~~

エスパー米国防長官 日本に有志連合参加説得と軍事協定維持に注力
2019.8.7 13:49国際米州

 【ワシントン=黒瀬悦成】エスパー米国防長官が初訪日で取り組んだ課題は2つある。第1は、イラン沖のホルムズ海峡でのタンカー護衛に向けた米国主導の有志連合に日本が参加するよう説得すること。そして第2は、日本と韓国が結んでいる軍事情報包括保護協定(GSOMIA)を韓国が破棄に踏み切ることのないよう日米が連携を強めるとともに、日韓関係の修復を図ることだ。

 エスパー氏は、ニュージーランドから日本に向かう専用機の中で記者団に対し、有志連合について「日本は(参加を)強く考慮すべきだ」と促した。

 また、「航行の自由と商行為の自由に関心を抱く全ての国は、ホルムズ海峡およびペルシャ湾での監視活動への関与を真剣に考えるべきだ」とも述べ、中東からの原油に大きく依存する日本には参加の義務があるとの立場を示唆した。

 エスパー氏が一方で懸念するのは、東アジア情勢が緊迫の度合いを強める中で、日韓関係がこれ以上悪化していくことだ。

 韓国がGSOMIAの破棄に言及していることについて、エスパー氏は「協定は、北朝鮮をにらんだ日米韓の共同防衛のカギとなっている」と指摘し、「協定が維持されることを心の底から願う」と訴えた。

 エスパー氏は今回の日韓歴訪を通じ、両国政府に対立の早急な解消と「北朝鮮と中国の問題への集中」を働きかける考えだ。

 こうした中、北朝鮮の度重なる短距離弾道ミサイル発射については、トランプ政権は微妙な立場に置かれつつある。

 エスパー氏は、北朝鮮が要求する米韓合同軍事演習の中止については「現時点で考えていない」と強調しつつ、「外交交渉の扉が開かれていることが重要だ。過剰反応はしない」とも述べ、米朝の非核化交渉の機運を維持するため、北朝鮮の動きを「監視」するにとどめていく立場を示した。

 ボルトン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)も6日、一連の発射は「ミサイルを完全運用できるようにするのが目的とみられる」と警戒感を示しながらも、「米朝首脳は、北朝鮮が大陸間弾道ミサイル(ICBM)を発射しないことで了解ができている」と指摘するにとどめた。

コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://nuttycellist.blog77.fc2.com/tb.php/8172-e4d8f666