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絶滅の危機か? 

以前にも書いたような記憶があるが、かってUA(昔のソ連)では、ハムの免許を取るのに、SWLをしばらくやり、カードを集める必要があったようだ。それに、きっと免許試験も難しかったのだろう。CWでの会話はほとんど成立しないが、彼等はコピーすることにかけては完璧だった。

ところが、最近では、そのUAの連中の中に、まともにCWをコピーできない者が出現し始めている。免許が簡略化されたのだろうか。今夜も、UA3**という如何にも旧そうなコール(コールで経験は判断できぬことは良く知っているが)の局に、こちらの情報を、それほど早くない速度で一通り送り終えたあと、QRS NAME?と打たれて、ある種の感慨に襲われた。

一つは、あの速度でも取れないということは、UAのビギナーとしても、受信能力が低くなっているという感慨だ。さらに、QRSと打つ率直さにも、ある種心打たれるものがあった。

実は、この受信能力の低下は、少し大げさな言い方になるが、全世界規模で起きていることのような気がする。私も、まだまだ修行中の身だが、アマチュア無線の本場である米国のハムと話をしていて、頓珍漢な会話になることが時々あるのだ。こちらの語学力の問題のことも勿論あるが、相手方が受信できていないことが時々あるのだ。

雑誌等でCW特集を組むときに、簡単にCWでの運用ができるという「ノウハウ」の安直な記事を載せることが多い。SWLで経験を積む必要性などにはほとんど触れない。簡単に、それらしく楽しめれば、それで良しという風潮が、そうした記事の背景にはあるのだろう。CWが、通信技術としてではなく、一種のファッションみたいに扱われているのだ。しかし、本当のノウハウは、英語の簡単な読み書きを習得すること、書くことをせずに頭のなかで受信する訓練をすること、実地にノイズや混信にまみれた信号を聴いて、遠くから届くそうした一種の肉声に感動することではないか・・・こんな手間取ることに打ち込もうとする人は、めったやたら存在しないような気もするが・・・。

・・・やはり、CWは、絶滅への最後の過程に入りつつある通信モードなのだろうか。

コメント

日本の話ですが電気通信術の試験がなくなってから最初から3アマを取得して無線を始める方が増えてきました。当然SWLの経験はありませんのでQSOのプロトコルも知らない、リグの扱いもわからない、でも電信やってみたいという方が増えています。
A1CでCWデビューのためのスケジュールQSOを受け付けているのですが、最近は、まずアンテナの設置やRITの使い方から手取り足取り教えてあげてという例が多くびっくりしています。

頂へいたる登山道は、幾つもあるのでしょうが、さて、本当に頂に到達するのは、どの道なのでしょうか、ね。これだけと決め付けずに見守って行きたいとは思いますが、最近は・・・と愚痴りたくなります(笑。歳をとってきたかな・・・。

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