FC2ブログ

東京湾口道路 大失敗の繰り返し 

今日午後、国会の予算委員会を、仕事の合間にチラチラと観た。

道路特定財源の問題がしばしば議論になっていた。道路建設が、いかに酷い無駄遣いになっているのか、ちょっと議論を聞くだけで明らかであった。

東京アクアラインは、1兆4400億円かけて建設された。バブル期の終末を祝うかのような大規模プロジェクトだった。当初、30年程度で費用の償還をするはずだったが、当初の利用見込みは大甘で、現在、ほぼ毎日1億円の赤字を垂れ流しているらしい。費用償還期間は、計画見直しのたびに延長され、50年かけて行う・・・即ち、返す目処は立たない、ということらしい。

さらに、である。東京湾のより太平洋側に、三浦半島と千葉県の館山近くを結ぶ、第二の東京アクアライン、東京湾口道路というトンネル道路を作る計画があるらしい。それを含めて、同様な大規模な海峡横断プロジェクトが、日本全国で六つあるとのことだ。

それらの建設調査を、天下り団体、海洋架橋橋梁調査会に丸投げしているそうだ。国交省の天下り役人と、ジェネコンの元経営者が、その財団法人の役員をしている。要するに、官業による公共工事計画団体だ。その費用、しめて数百億円。新しい道路の「必要性」「採算性」は調査しないらしい。それらは度外視、政治家が決めた路線を作るための調査をしているのだろう。政官業が、こうして不要な土木道路工事を続け、将来の不良資産を生み出しているのだ。東京アクアラインの教訓を全く学んでいない

東京湾口道路は、さすがにすぐには着工されることはなさそうだが、日本の公共工事全般が、こうしたいい加減な見通し、というか見通しなどたてずに、政官業の利益のためだけに行われている可能性が高いことを露呈して議論だった。

医療がどうのこうの言う前に、このような政治と行政を許していては、日本が立ち行かなくなる。特に、政治がしっかりしなければならないのだが、その政治家を選出しているのは、日本の国民なのだ。日本が、ゆっくり沈没してゆくような光景が、目の前に浮かぶ。

コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://nuttycellist.blog77.fc2.com/tb.php/852-ca450f5a