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フランクルとの再会 

オーストリアの著名な精神科医・思想家ヴィクター フランクルについては過去に何度か記した。彼の著作に若いころ接して、私は精神医学を志した。医学を学ぶうちに、精神医学から小児科学に関心は移って行ったのだったが、フランクルの名前、そしてその思想は忘れがたい。

人生を生きる意味は、三つあると彼は言う。創造する価値、経験する価値、そしてそれらを経験できなくなっても、運命を受容する価値が人生を意味あるものにする。アウシュビッツの過酷な体験を経て、彼はその思想に到達した。

そのフランクルに予期しない形で再会した。facebookでの知り合い、ニューメキシコ在住の画家、Donna Clairが、フランクルに関する記事を、facebookで紹介していた。ナチスの強制収容所で奥様と生き別れ、過酷な収容所生活のなかであっても、彼女への思いによって生きる意味を見出した様子が生き生きと描かれている。

こちら。

詳細は分からないのだが、彼女は、恐らくまだ年若いご子息を亡くされ、生きる意味を喪失していたようだ。フランクルの著作に出会って、少しずつ生きる意味、存在する意味を取り戻してきた、と仰っていた。

facebookは、政治的な議論やら、日々の生活の「喜び」を書き記し、画像で示す場になっているが、生きることの光と影とを述べらる方は多くはない。人生の在り方を、Donnaはその存在を通して教えて下さる方だ。

彼女のブログは、こちら。

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