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中村哲医師銃撃され死去 

中村哲医師は、アフガン・パキスタンにおいて医療のみならず、灌漑事業を通して生活インフラの整備にも1984年以来活躍してきた方だ。10月にアフガン名誉市民の称号を授与されたばかり。ノーベル平和賞に値するような事業を続けてこられた、日本人として誇るべき方である。

その中村哲医師が銃撃されたとのニュース。心配なことだ。一日も早く快癒されることを祈りたい。

彼は2014年集団的自衛権の行使容認に明確な反対を表明しておられた。集団的自衛権の行使として自衛隊がアフガンのような紛争地域に派遣されれば、そこで働くNGO職員に危険が及ぶと警鐘をならしてきた。政府は、中東に海上自衛隊を派遣することを閣議決定するようだ。研究調査のためという名目だが、米軍と緊密な連絡を取り、米国の主張する多国籍軍の派遣と同じだ。

今回の銃撃の背景はまだ分からないが、こうした政府の紛争地への軍事的な関与は、地道な平和活動をしているNGOの人々を危険にさらす。軍事的な関与ではなく、民生レベルの平和活動こそを進めるべきだ。

追記;亡くなられたというニュースが入ってきた。残念の極み。ご冥福をお祈りしたい。何でこんなことがおきるのだろう・・・。

以下、引用~~~

中村哲医師、アフガニスタンで銃撃され負傷
2019年12月4日 13:59 (2019年12月4日 15:13 更新)

外務省などによると、アフガニスタンで医療や灌漑(かんがい)事業などの人道支援に取り組む非政府組織(NGO)「ペシャワール会」(福岡市)の中村哲医師(73)が現地で銃撃され、負傷した。同省などが詳しい状況を調べている。

ペシャワール会によると、4日午後1時前に現地から連絡が入った。現地時間の同日朝、東部の都市ジャララバードから灌漑用水事業の現場に向かう途中で、乗っていた車両が銃撃を受けた。

中村医師は右胸に銃弾を受け、病院に搬送される際は意識があった。命に別条はないという。運転していた現地スタッフは死亡した。

中村医師はペシャワール会の現地代表のほか、PMS(平和医療団・日本)の総院長を務める。2003年から深刻な干ばつで苦しむアフガニスタン東部のナンガラハル州で用水路建設を開始。年間の半分以上は現地に滞在し、農業振興に取り組んでいる。

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