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経済財政諮問会議の無責任さ・不公正さ 

経済財政諮問会議が、小泉政権時代に作られ、国の重要な政策を提言するようになった。提言というよりも、政府・行政に指示をするようになったと言っても良い。メンバーは、経済界の人間と、それに追随する学者達である。その思想的な基盤は、新市場主義であり、米国のワシントンコンセンサスを日本で実施する集団と言ってよい。それだけでなく、規制緩和によって、利益を貪ろうという連中が主要メンバーになっているのだ。彼等は、社会保障・医療費は毎年2200億円づつ計1兆1000億円減らすことを決めた。それは医療を破壊する。繰り返し申し上げている通り、医療破壊を行った後で、民間医療保険の大市場を得る算段なのだ。その市場は、この会議メンバー、それにその背後にいる米国資本が喉から手が出るほど欲しがっているのだ。カモにされるのは、国民である。

最近知ったことだが、この会議の会議録は場合により非公開にされ、かつ発言者も匿名になっている。国の将来を左右する議論をする、この会議は、国民の目にさらされぬようになっているのだ。この会議の細則を読んでみて欲しい。何たる無責任。何たる不公正さ。国民は、こうした政策決定のプロセスに心底怒るべきだ。

福田政権は、わが国の社会保障制度を議論するとして、社会保障国民会議という、新しい諮問会議を立ち上げた。が、その中心に、経済財政諮問会議のメンバーが3名も入り込んでいる。消費者の立場に立つと福田首相は言うが、基本的には、小泉元首相以来の新市場主義路線を踏襲するつもりなのではないか。日本では、新市場主義に加えて、官僚の強固な既得権益と、それを守ろうとするシステムが蔓延っている。これでは、日本は徐々に沈没してゆくだけになってしまう。

まずは、経済財政諮問会議の動向を厳しく監視し、解体を主張してゆく必要がある。



コメント

本当に

迷惑な話です。
日本破壊会議と名称を改めるべき!
いつもの愚痴になりますが、気づかない国民も情けないし責任の一端はあります。

先日、小泉元総理が片山さつき議員の応援に片山議員の地元に入って講演をしてました。
いまだに、小泉信者、いるんですよね。
「後期高齢者医療制度」&「療養病床削減」の犠牲に遭いそうなお年寄りが小泉を支持している。
ため息が出ました。
もちろん、政治家と官僚も悪いですよね。
だけど、あまりに不勉強だったり投票に行かなかったりするのは、迷惑であります。
今度、小泉・竹中連合が中央政界に戻るようなことがあれば、日本は確実に終わるでしょうね。


しかし、会議録が非公開の場合もあるなんて知らなかった。
そんなんじゃ、監視チェックしようがないですね。

飽くなき利潤追求が、サブプライム問題を生んだというと簡略化しすぎでしょうか。新市場主義に咲いたあだ花ですね。

米国の友人も、このサブプライム問題に起因する景気後退で、リタイアする時期を大幅に先延ばしにしなければならなくなったと言っていました。

あのアメリカにならって、日本を格差と、不安定さの社会に持って行きたいのでしょうかね、この諮問会議のメンバー達。新市場主義では、立ち行かなくなることは、もう結論が出ているはずなのですね。

今朝、規制緩和特区で先進医療の開発を促し、経済成長をもたらすと、経済財政諮問会議がぶち上げていると報道されていました。そこには、多額の助成金が注がれることになるようです。それによって潤う人間が、同会議にいるはずです。合法的な公金横領です。

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