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安倍・菅の記者会見 その共犯の官邸記者クラブ 

二日前、国会が終わって、安倍首相が官邸記者クラブで記者会見を行った。その内容は、日米FTAの「成果」を誇る等、責任のせも感じていない、無責任極まるもの。内容は美辞麗句を並べた、無意味なもので、最後は自分の手で改憲を行うという決意表明。国民がそれを望んでいると、認識が大きく歪んでいる。行政の長として、憲法擁護義務を違反した憲法違反の言動だ。それを記者が突っ込むことはない。政治行政の私物化の極致である「桜を見る会」に関しては言及がなかった。こちら。

問題は、記者会見のやり方である。これまでの記者会見と同じく、記者から事前に質問を受け、それに対する解答のメモを読み上げる、出来レース・予定調和の世界。そうした緊張感を欠く記者会見を諾々と行っている、官邸記者クラブの責任は重たい。彼は、日本記者クラブの記者会見をずっと要望されているのに、6年間受けていないらしい。丁々発止のやり取りができないのだ。

安倍首相は、国会での野党の質問時間を削り、憲法に基づく国会開会要求も無視し、予算委員会から逃げ続けてきた。それは彼の戦略ではなく、無能力のなせる業なのだ。まともな議論ができない。行うとしたら、事前に質問を提出させる出来レースの記者会見。質問への回答は、予め官僚や秘書が作ったものを読み上げる。あまりにそれがみっともない場合は、プロンプターで原稿を読む。彼がこうした記者会見しかできないのは、彼の予算委員会での実際の質疑を少し見てみれば分かる。事前の質問から少し離れると、だらだらと意味のないことを話し続けるか、論点から外れた別なことをしゃべり続けることしかできない。

菅官房長官の記者会見も、原則質問は事前通告だ。最近の「桜を見る会」の質疑では、事前通告以外の質問があり、あたふたと秘書がメモを手渡している。そして、解答がぐだぐだになっている。

こんな無能力のリーダー達に率いられたわが国は、さらに混迷を深める。自民党の「重鎮」達(彼らもただ当選回数を重ねてきただけ)が、安倍続投を言いだしているという。本当に国難だ。

官邸記者クラブ、それに官邸に忖度するマスコミ関係者は、その国難を生み出し、永続させている共犯者である。


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