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社会保障国民会議 

社会保障国民会議という、新たな諮問会議が、福田政権になって招集され、社会保障全般に渡って議論を続けているようだ。第二回の記録;

http://www.m3.com/tools/Document/WIC/pdf/200803_4/791_2_1.pdf

医療に関していえば、混合診療を導入するということが、主要な提言になりそうだ。経済財政諮問会議のメンバーであった吉川東大教授までが、医療費は低いと発言しているので、おやっと思ったが、結局、混合診療を導入することによって、医療費を嵩上げするという論旨のようだ。患者・国民の自立ということも強調されている。民間保険に入って、公的な保険には頼らないようにしなさいよ、ということなのだ。混合診療のもたらす陰の部分は、このブログでも十二分に記した。米国の医療の状況になると考えればよいのだ。

IT技術の導入も強調されている。労働集約型の業種である医療において、どれだけIT化が効率化をもたらすか、私自身は少し懐疑的なのだが、IT化が、IT産業を潤すことだけに終止するのでは困るということを言っておきたい。

この会議では、経済界またはその関連団体以外のメンバーも入っており、広範な意見が出されることも期待できそうに見える。会議の名称に「国民」と入れたのも、それをアピールしたいがためなのだろう。しかし、例えば、医療の現場にいる人間は皆無であるし、社会的弱者の立場の人間も見当たらない。官僚の描く結論が最初にありきの議論にならないように、厳しく監視し、場合によっては、様々な方法でこの会議の審議内容に反論してゆく必要がある。後期高齢者医療制度のように、気が付いてみたら、施行されていた、とはならないように、十分監視する必要がある。

コメント

はい

この会議の動向は、厳重な監視が必要ですね。

個人的には、この会議、経済財政諮問会議の傀儡みたいなものと思ってましたから。
こういった諮問会議にも、やはり税金は投入されてるんでしょうかね…。

あぁ、こうした諮問会議などの費用、凄いですよね。安倍さんの時に、一回で何千万と予算が組んであったのではなかったでしたっけ。

こうした会議のメンバーに選ばれると、どうして皆政府・官僚の代弁者に成り下がってしまうのでしょうね。勿論、こうした諮問会議を、政策立案の葵の御紋にしていることは良く分かりますが・・・。

後期高齢者医療の範囲、即ち、外来は一月6000円まで、入院は1万円弱の費用で、すべての医療費を賄うというレベルに、すべての年齢の国民の公的医療全体を持ってゆく積りなのでしょうね。それ以上は、自費にする、と。民間保険がそこに入り込む、というシナリオは、確定しているようです。

米国での民間医療保健の悪行振りは、つとに有名なのですが、政治家には、国民のことを考えるというところが全く見られません。国民は、老年期になると、または重病にかかると、財産を、医療ですべて持っていかれてしまいます。保険屋は、できるだけ払わないで済まそうとする・・・どうなるのでしょうか。

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