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【長寿】医療制度 

後期高齢者医療制度の通称を、長寿医療制度にしろと、舛添厚生労働大臣に命じた福田首相の件、既に一つ前のエントリーのコメントに記したが、余りに面白痛すぎなので、もう一回。

この制度に対して、高齢者から批判が上がったようだ。「勝手に線引きされ失礼だ」「末期と言われた気がする」、と。勝手に線引きではない。生産活動を終え、年金生活に入ったら、早々に不十分な医療だけで我慢してもらいたい、という政府・官僚の意図なのだ。政府・官僚にとっては、後期高齢者とは、面倒を見たくない「末期」の国民そのものなのだ。

そうした後期高齢者医療制度の内容を覆い隠そうという、名称変更。それも、制度発足の当日のことだ。ホワイトエグゼンプション法を、家族団らん法と呼べと言う舛添さんと同程度に見え透いた発想だ。中身が不味いと思うなら、名称ではなく、中身を替えればよいものを、それは出来ぬことらしい。

この制度の法律が、強行採決で作られたのは、小泉元首相の時代だ。彼の背後には、社会保障・医療への国家予算を極言まで削減しようという、経済財政諮問会議がいる。その会議は、今でも、自らの権益と、国民福祉の窮乏化を目指して活動を続けている。原則90日以上の入院は、今後できなくなる。そもそも入院すべき病床がほぼ半減される。リハビリにも大きな制限が加わる。慢性疾患の患者は、すべて自宅でケアをしなければならなくなる。ケアをする家族がいようがいまいが、関係ない。そうした、国民への痛みを伴う制度変更が次々と顕になってくる。小泉元首相に、郵政選挙で全権を与えた国民の選択の結果だ。


以下、引用~~~

<長寿医療制度>首相が名称の変更指示 高齢者から批判も
4月1日18時35分配信 毎日新聞

福田康夫首相は1日の閣僚懇談会で、この日から始まった75歳以上の人全員が加入する後期高齢者医療制度について、「周知不足。ネーミングもよくない」と指摘し、通称を「 長寿医療制度」とするよう舛添要一厚生労働相に指示した。厚労、総務両省は新制度の内容を国民に分かりやすく伝えるため、「長寿医療制度実施本部」(本部長・舛添厚労相) の設置を決めた。

政府は06年の医療制度改革で、65~74歳を前期高齢者、75歳以上を後期高齢者と位置づけ、新制度の名称も「後期高齢者医療制度」としていた。3月20日には「後期高 齢者医療制度のお知らせ」と題した3600万部の政府広報を各戸配布したが、年配の人を中心に「勝手に線引きされ失礼だ」「末期と言われた気がする」といった批判が続出し ていた。

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