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町村官房長官、見直し議連を叱るの図 

町村官房長官が、後期高齢者医療制度見直し議連を立ち上げた与党議員に文句を言っている。2年前に議決したことなのに、今頃になって見直しを主張するとは、不勉強ではないかという建前論である。

見直し議連の議員達は、このままでは衆議院選挙を戦えないということで背に腹を変えられず、見直しを主張し始めたのだろう。しかし、町村さんの言うとおり、2年前に、郵政選挙で圧倒的多数を得た小泉政権が、この医療制度法案を強行採決した時に、彼等は否と言うべきだったのかもしれない・・・というのは、それこそ建前論で、そのようなことは不可能だったろうし、問題があると考えても、官僚主導で上程された法案に異を唱えることは出来ない話だったろう・・・問題提起しただけで、それこそ、小泉元首相によって、「抵抗勢力」の烙印を押されたことだろう。権力の座にいる町村さんの建前論は、鼻につく。見直し議連の方が、みっともないが、まだ理解可能だ。

この制度が発効した今年4月1日になって、制度のネーミングを変えるように、福田首相が言い出したことを考えると、結局、見直し議連の議員達も、現政権執行部の議員諸氏も、官僚の作ったプランを詳細に検討することなく、官僚の敷いた路線どおりに、2年前に法案の強行採決を行なったということではないのだろうか。同じ穴の狢だ

最近、福田首相が立ち上げた「社会福祉国民会議」議事録が公表された。さらっと見てみたが、結局、これまで財務省主導で進められてきた、医療・社会保障費削減路線の延長だ。給付と負担のバランスをとるとして、給付を引き下げる議論に終始している。国民会議とはよく言ったものだ。長寿医療制度と同程度に傑作なネーミングだ。ジニ係数が、2002年から2006年にかけて悪化している理由を、高齢化と単位世帯の少人数化に求めていることが如何にも安直であり、そうした現政権・官僚にとって都合の良い理由付けとデータが満載である。福田首相には、是非とも、この路線で突っ走って欲しいものである。官僚と財界にとって都合の良い、この官僚主導の会議が打ち出す、さらなる社会福祉の破壊が実現するときに、現政権与党は、政治の表舞台から去ることになるだろう。


以下、引用~~~

町村氏「議員が不勉強」 医療制度見直し論に不快感
08/04/21
記事:共同通信社
提供:共同通信社

 町村信孝官房長官は18日午後の記者会見で、後期高齢者医療制度(長寿医療制度)をめぐる混乱を受け、与党内で制度見直しを検討する議連が発足したことについて「法改正は2年前で、それなりに話題になった。(当時)どれだけ理解していたのか。議員本人の不勉強によるところがあるのではないか」と強い不快感を示した。

 年金からの保険料天引きに高齢者の反発が出ていることに関しては「行政が地道に説明をしてこなかった地域に問題が生じている」と指摘。今後、政府広報などを通じ国民の理解を得るよう努力する考えを強調した。

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