FC2ブログ

COVID-19対策は大丈夫なのか? 

COVID19感染に対して、韓国では、検査体制は1万3千ケースを超えて対処するものとし、病床も着々と準備している。

こちら。

翻って、わが国の体制はどうだろうか。

RTPCR検査を3000に増やすらしいが、民間のリソースを用いれば、10万にまで増やすキャパはあるらしい。それを利用しないのは、もともと政府は感染を少なく見せる意向であったことがある。検査をする回数が少なければ、確定診断は少なくなり、外見上確定診断症例の数は少なく見える、というわけだ。そこに、厚労省関連の利権、また医療費を抑えたいという思惑もあったのだろう。とんでもない話だ。情報を隠蔽することで、この危機を乗り越えられると考える、どうしようもない愚かさだ。感度に問題があるとしても、検査を行い、正確な情報を公開することは、パニックを抑えるためにも必要なことだ。

わが国の総病床数は125万前後、高度急性期・急性期病床は70万前後である。感染症病床は、このごく一部。一方、最悪の流行を想定すると、パンデミックの場合、最大人口の3割が感染すると言われている。その内、2割が重症化する。実に600万人の重症患者が出る可能性がある。勿論、この数の患者が一度に出現することはないだろうが、100万人単位で入院が必要になる患者が出現する可能性がある。その数分の一だとしても、現在の医療供給体制が病床数の点からだけでも破綻する可能性がある。

これに対する答えはすぐ出せないが、爆発的感染拡大を何としても抑える必要が出てくる。不要不急の集まりは止めるべきだろう。様々な治療薬の治験が進められているらしいが、その結果を普段の診療にすぐに生かしてもらいたい。

当面、東京五輪は返上すべきだ。選手村を感染症病床に転用することも考えるべきだろう。

また、医療スタッフを感染症から守る体制も是非必要だ。これは国民を守ることにもつながる。

極右議員からは、これを機会に「病院船」を建造する等という声が聞こえてくる。そのようなものは間に合うはずがないし、病院船は、戦争への準備になる。そのような企ては、止めさせるべきだ。真面目に医療供給体制を考えていない証拠で、恥ずべきことだ。

患者数を少なく見せることに汲々としてきた安倍政権の意図は、完全に破たんしている。ここに来ても、政権・厚労省当局の動きは緩慢だ。23日に新型コロナウイルス感染症対策会議を五日ぶりに開催し、基本方針の策定は今日25日まで持ち越しだという。議長の安倍晋三は、殆ど連日「会食」に明け暮れている。緊張感がまるでない。

コメント

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

Re: タイトルなし

Iさん

お久しぶりです。これらの情報は、ネットでもしばしば出回っていますね。結論から申し上げて、医学的根拠に乏しいものが多いように思います。

たとえば、温かいものを摂ることによって、体温が上がるかどうかは、熱力学とまでは言わなくても、熱量の概念、それに代謝による体温維持のメカニズムを思い起こせば、おのずから答えは出てまいります。

臨床症状から、COVID19と他のウイルス感染症を区別することは難しいと思います。

50、60歳くらいまでは、それほど深刻な問題にならないで済むと思いますが、高齢者はバタバタと倒れるでしょう。そして、医療機関にも患者が溢れる。RTPCRを「重症者」しか実施しないということですから、感染流行は、なるがままに任せるという政府の方針です。医療機関は、感染を引き起こすリスキーな場になることでしょう。

それで良いのか、ということが問われていると思います。

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://nuttycellist.blog77.fc2.com/tb.php/9430-4b907ff5