FC2ブログ

誕生日 

昨日が、59回目の誕生日。もう50歳代とも別れる時期だ・・・などと感傷に浸っている暇はない。仕事場は、それほど忙しくない、むしろ暇なのだが、それでも忙しない。一番の理由は、オケ活動。来月中旬にオケの定演があり、ブラームスの2番等を弾く。アマチュア奏者にとって・・・少なくとも、私にとって、交響曲を一曲それなりに仕上げるのは、かなり大変な作業なのだ。右手の肘、手のひらなどに鈍痛があり、根をつめて練習をできない。時間をわけて、練習をする。何が本業だか分からぬ。

この年齢になって思うこと、一つは、残された時間のこと。勿論、不治の病に倒れたときのように、切迫した具体的な思いではないが、観念的に、残された時間が有限であることを強く思うようになってきた。それをどのように過ごすのか、過ごせるのか。

もう一つ、父親と身近に接するようになったのは、彼が私の年齢になった頃だった。彼を、批判的に観ることが多かったのだが、彼が亡くなり3年経ち、彼の生き様と自分のそれを重ねてみることが多くなってきた。父の家族に対する愛情は、広やかな知性に裏付けられたものではなく、むしろ本能的なものだったような気がする・・・一種の自己愛の延長だ。しかし、それでも父は懸命に生きたのだ。私の仕事場に植えられている槿の木に、新鮮な葉が一杯になってくるのを見ると、彼が黙々と私の仕事場で雑用を引き受け、植木の世話をしてくれていたのを改めて思い出す。

そして、母親と家族への感謝の気持ちも新たにする時期でもある。

この週末は、シンガポールからアマチュア無線の友人、John Davies氏が訪ねてくれることになっている。無線の旧き善き時代の話、音楽の話題それに彼が仕事をしながら通っているという大学での勉学のこと、いろいろとお聞きすることができるだろう。オケの練習にも出なければならず、練習場に彼をお連れする・・・呆れられなければよいのだが・・・彼は、興味があるよと言ってくれているのだが・・・。

コメント

♪先生、お誕生日、おめでとうございます♪

なんて、男の医者の私に言われても、嬉しくも何ともないかもしれませんが。
わたしも50代です。先生よりは数歳ほど下です。
臨床って、50歳過ぎてからが、すごく面白いんです。
50代は、今まで学んで培ってきたものの集大成のつもりで頑張ろう!って感じです。

9才年上のShinさん。
お誕生日おめでとうございます。

9年の違いなんてのはごく些細なものだという事がこの歳になってくるとよく感じます。お父上のこと、Shinさんの感情がなんだかとても良く理解できるような気がします。

人間的に、息子という存在に対して、強いところも弱いところも見せて老いて行き、この世を去った後で、当の息子が思い出すこと全てが「親父の背中」なのでしょう。

反目とまでは行きませんが、無口であまり会話をしなくなってきた長男は、僕が世を去った後でどんな事を思い出してくれるのでしょうか・・・そんな事を考える暇もない真剣勝負の日々ではあります。

しかしなんとなく・・・
これだけは譲れない!と思えるものを持って、彼らにはミステリアスな存在のまま、僕も残りの人生を歩んで行きたいと願っています。

hot cardiologist先生

ありがとうございます。先生のエネルギーを少し分けていただいて、もうひとっ走り頑張らなくてはならないかと思っています。私の年齢になりますと、リタイアが実際の視野に入ってきます。しかし、これまでの経験と知識を可愛い子ども達のために生かして行きたいと思います。

Leoさん

父親との繋がりを、様々な意味で考えますね。私もまだ子育て(?)に苦労している立場なので、自分が子どもにどのように見えるかまではなかなか気が回らないのですが・・・後姿を観られているのかな・・・。

「月刊ファイブナイン」と家人から呼ばれております。

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://nuttycellist.blog77.fc2.com/tb.php/953-e7381681