FC2ブログ

John 9V1VV 来訪 

シンガポールからのお客様John 9V1VVと、昨日お目にかかり、しばらく一緒に過ごした。午前11時頃、近くの駅前広場に立つ、長身のJohnを無事発見。旧知の友人のように笑顔で挨拶をする。笑顔を絶やさぬ、親しみやすい人柄の方だった。繊細な神経も併せ持っていらっしゃるようにお見受けした。

オケの定演が迫っていて、どうしても練習を抜けられぬために、オケの練習場にお連れし、練習を見学して頂いた。Johnが撮ってくれた写真。

IMG_0576-1.jpg


田舎のアマチュアオケということで、さぞ酷いオケを想像なさっておられたのか・・・よく訓練されているではないか、と仰ってくださった。彼が、すぐ後ろでじっと聞いているかと思うと、弾きながら緊張した。この練習会場は、周囲が田園地帯。建物に隣接して、広々とした芝の公園があり、そこを散歩して時間を潰してくださったようだった。今回のメインプログラムはブラームス2番なのだが、帰り道、これからブラ2を聴くたびに、今回の訪問のことを思い出すよと言ってくださったのが、とても嬉しかった。からっとした微風、青い空・・・ブラ2は、まさにこの季節の音楽だ。

彼は、現在55歳。南アフリカで生まれ、8歳時に英国に戻り、育ったようだ。父上が、アンプやラジオを組み立てるのが好きで、彼も一緒にラジオを組み立てたりしたらしい。当時、トップバンドのAMでのアマチュア無線の交信を聞いたことがあると仰っていた。だが、アマチュア無線の世界に引き込まれるのは、ずっと後になってから・・・。

無線の学校で、電信をみっちり叩き込まれ、船のR/Oとなり、主に極東を航海していたようだ。当時、無線電信で世界各地に電報を送っていたが、日本ではJMA、北米ではKPH等決まったコマーシャル局と電文の受け渡しをしていたらしい。相手のオペのキーイングの特徴で、誰がon keyであったか分かったようだ。相手のオペと親しくなることもあり、南アフリカの局のオペには、訪ねて来るように言われたこともあったとのことだった。

38歳のときに、船のR/Oの仕事を辞め、シンガポールでエンジニアとして仕事を始めたらしい。家庭を持ったことと、その後の人生のことを考え、船にエンジニアとして残ることもできたのだが、陸に上がることを決心したとのことだ。陸の上に上がり、無線とは離れた生活をしていたが、車を運転していて、看板の文字をCWに置き換えている自分に気づき、アマチュア無線を始めることを決心したらしい。旧き善き時代の記憶が、彼をアマチュア無線の世界に引き込んだのだろう。5年前のことだ。以来のご活躍は、周知のことだ。シンガポールのコンドの屋上に、見えぬように80mフルサイズのダイポールを上げている。リグはアイコムの小さなもの。デンマーク製のプロ用受信機とセパレートにして使っているようだ。

彼の無線での関心は、主にラグチューをすること。FISTSの面々と定期的に交信なさっている。今回、FOCについても、そっと耳元で囁いておいた。彼は、無線以外にも音楽の造詣が深く、さらに大学に定期的に通って、英文学を専攻されている。その他、ご家族へのタクシー業務もあり、忙しく毎日を過ごされているようだ。

わがシャックで、FOCメンバーリストに目をやるJohn。

IMG_0579-1.jpg


将来リタイアした暁には、シンガポール以外にオーストラリアクイーンズランドにも住居を構え、行き来する生活をしたいとのご希望だが、まだ12歳の息子さんもおり、貴方がリタイアするのは93歳よ、と奥様に言われていると、笑っておられた。

John、またお空でお目にかかりましょう!!

コメント

お天気も良かったようで何よりです.
前日の都会の喧騒とは対照的な静かな時間を堪能できたのでしょうネ。
私も行きたかったなぁ・・
ShinさんのCWについてどうやってあんなに出来るのか聞いてみたいと言っていました。Johnは答を得たのでしょうか・・・


いやぁ、オケの練習は2時間程度で早引けする積りだったのですが、引っ張られて、彼を3時間以上待たせてしまいました(大汗)。周囲が綺麗な公園で、五月晴れだったのがせめてものことでしたが・・・。

そんな答えはありませんって。そもそも、その問いかけ自体が成立せず。

その内、遊びにお出かけ下さい。何にもない田舎ですが。

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://nuttycellist.blog77.fc2.com/tb.php/958-070e0c4e