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補助金ビジネスの加計学園 


下記の記事によると、加計学園の受け取る補助金は3年間で93億円。その2/3は今治市、1/3は愛媛県が負担する。

今治市の予算712億円からすると、多くはないようにも見えるが、ぎりぎりの財政事情からすると、決して少ない額ではない。今治市が負担する年20.1億円の補助金は、市税211億円の1割強に当たる。

同じような補助金額、市の財政事情の銚子市は、千葉科学大学誘致により、財政が厳しくなった。加計学園の関係者が銚子市市長となり、同市に千葉科学大学を誘致したのだ。その際に、銚子市から、今治市から受けた額に近い補助金を、加計学園は受け取った。その結果、財政がひっ迫した銚子市では、市の公共サービスの値上げが起きている。大学誘致による経済効果も当初の目算の数分の一に過ぎない。銚子市は、第二の夕張になるのではないかと噂されている。

この記事によると、加計学園は、大学を誘致して、他の大学と比べて、多額の助成金を得ている。加計学園系列大学は、四つあるが、岡山理科大学以外は経営が厳しい状況と言われている。この今治市に開学した獣医学部に対する補助金がなければ、今春にも経営破たんする可能性があったと言われている。いわば、加計学園の自転車操業に、税金が充てられた構図である。

その際に、今治市議員に賄賂が渡っているのではないかと言われている。こちら。

中央政界にも、加計学園が賄賂攻勢を行っている可能性もある。自転車操業の加計学園に、こうして公的資金が湯水のように流し込まれているわけだ。

以下、引用~~~

加計学園への補助金を一部カット 愛媛県と今治市
前田智、直井政夫2018年2月17日11時59分

 愛媛県は15日、学校法人加計学園(岡山市)が同県今治市に新設する岡山理科大獣医学部について、県と今治市が学園側に補助する対象額を、約186億4千万円と算定したと公表した。学園名が入った看板などの費用を除き、学園側が示す総事業費約192億円から約5億8千万円をカットした。今治市は半額の約93億2千万円を3年間で補助し、県はうち3分の1の約31億円を市に補助する。

 文部科学省のまとめによると、同学園の獣医学部を除き、2008年度からの10年間で、大学や学部などの開設時に地方自治体が補助金を出した事例は全国で27件。総額は約207億円(予定額ベース)で、1件あたりの平均は約7億7千万円(同)。10億円以上(同)は5件で、最高額は80億円(同)だった。

 今治市は加計学園側に市有地を無償譲渡し、建設にかかる総事業費の半額(最大96億円)を補助する議案を昨年可決。市民からは土地の譲渡や巨額の補助に対して批判が出ていた。

 市が設置した第三者による専門委員は今年1月、学園側の事業費を「問題ない」と報告したが、県と市で公費補助の対象とすべき事業費を協議。その結果、屋上の「加計学園」の看板はPR性が高いとして対象から除外し、会議室の天井に使う高級木材は普通の木材の費用に算定し直して額を減らした。建設工事費も県などが定める材料単価で算定した結果、総額で約5億8千万円減ったという。

 県は3分の1の補助率について「市からの要請や他県の事例を見て決めた」としている。補助は2017~19年度の3年間で実施し、県は15日発表の17年度一般会計補正予算案で約13億9千万円を計上した。

 中村時広知事は15日の記者会見で加計学園への財政支援について、「法的には既に認可され、開学できない状況が生まれたら受験生はどうなるのかとか色んな問題が生じてくる。トータルに考えて、県は今治市をバックアップする立場で決断した」と説明。「公的な単価を超過する金額は減額し、仕様が高級なもの、PR性が高いものは対象外とするとか積み重ねて、6億円は補助の対象にしないと判断した」と話した。

 加計学園の獣医学部新設を巡っては、県と今治市が2007年から計15回、構造改革特区での獣医学部新設を提案したが実現せず、15年6月に国家戦略特区に提案して認められた。安倍晋三首相と学園の加計孝太郎理事長は友人で、選定過程などについて野党が国会で追及している。(前田智、直井政夫)

加計学園の「コメント」が真実であっても、嘘であっても、この問題は終り 

「誤った情報を与えた」と言って、こうした虚偽発言が社会的に免罪されるということはない。

前のポストにも記したが、加計学園がこのコメントで述べたことが本当だとすると、獣医学部設置の動きが停滞していた状況を、この嘘をつくことで打開しようと、加計学園の事務が考えたということであり、首相の名を獣医学部設置・補助金獲得のために利用した、ということになる。こんな紙切れ一枚で片のつく問題ではない。加計孝太郎氏は、記者会見を開き、さらに国会での証人喚問に応じるべきだ。本当に県・市との会談で、加計学園がこの嘘をついていたとすると、県・市は加計学園を訴追する必要がある。補助金もすべて返還するべきだろう。これは、森友学園籠池前理事長が、昭恵夫人の名を利用したのと同様に、詐欺的行為である。刑事罰の対象になる。

このコメントが嘘だとすると・・・その可能性が極めて高いわけだが・・・加計理事長と安倍首相は面会し、加計学園の説明に対して「そうした獣医大学はいいね」と述べたのは事実ということになる。加計・安倍会談の行われた事実は、「昨年1月になって、加計学園獣医学部の計画が国家戦略特区に取り上げられて初めて加計学園の計画を知った。」という安倍首相の国会答弁が虚偽であることを意味する。それ以前から、安倍首相はこの計画を知っていたわけで、加計学園への優遇が行われたということだ。安倍首相は、責任を追及されるべきだ。加計学園の責任も重たい。補助金の返還は免れない。

森友・加計等の一連のスキャンダルは、世界のマスコミから、アベノゲートと呼ばれている。嘘の上に嘘を塗り固めるのは、もうやめるべきだ。関連するすべての人物を国会に証人喚問し、徹底して事実の解明を行うべきだ。それですぐに問題の片がつく。もうこれ以上、嘘の後追いをさせられるのはご免こうむりたい。

以下、引用~~~

加計学園がコメント発表 「誤った情報を与えた」
5/26(土) 17:43配信 朝日新聞デジタル

 学校法人「加計(かけ)学園」は26日、愛媛県今治市への獣医学部新設をめぐり、2015年2月に加計孝太郎理事長が安倍晋三首相と面会したと記した県の文書についてコメントを発表した。当時の担当者に記憶の範囲で確認したとし、「実際にはなかった総理と理事長の面会を引き合いに出し、県と市に誤った情報を与えてしまったように思うとの事でした」としている。

【写真】朝日新聞に届いた加計学園名のファクス

 県文書の記載を打ち消す内容で、28日の衆参両院予算委員会の集中審議で議論になりそうだ。

 県が21日、参院に提出した関連文書には、安倍首相が15年2月25日に加計氏と15分程度面会したという学園から県への報告内容が記されていた。首相が「そういう新しい獣医大学の考えはいいね」とコメントしたという記述もあった。

 学園は首相と同様、面会の事実を否定してきた。この日のコメントでは、県文書になぜ面会の記載があるのかを説明。当時は「獣医学部設置の動きが一時停滞していた時期であり、何らかの打開策を探していた」とし、「構造改革特区から国家戦略特区を用いた申請にきりかえれば活路が見いだせるのではないかという考え」から担当者が面会に言及した、としている。

 今治市の菅(かん)良二市長も25日、市職員が学園から面会について聞いていたと明らかにした。学園は「不適切な発言が関係者の皆様にご迷惑をおかけしたことについて、深くお詫(わ)び申し上げます」と記載。広報担当者は取材に対し、「質問には文書で応じるが、今日は答えられない」としている。

朝日新聞社

加計学園が「嘘」をついていたと「自白」 

面白い展開。どうせこれも、首相の嘘を援護するための嘘なのだろうが・・・。

もし、本当に加計の担当者が口から出まかせをこの通り言ったとしたら、補助金を得るために嘘をついたということになり、森友学園の籠池前理事長が昭恵夫人の名を利用したのと同じ構図。

検察は、ぜひ加計学園の補助金詐取を詐欺罪で立件し、加計理事長を10か月拘置してもらいたい。

真面目な話、加計理事長、愛媛県知事、それに安倍首相を国会に喚問する必要が本当に出てきた。

以下、引用~~~

首相と理事長の面会否定
加計「誤った情報与えた」

2018/5/26 18:33
©一般社団法人共同通信社

 学校法人「加計学園」は26日、愛媛県今治市の獣医学部新設を巡り、安倍晋三首相が2015年2月に学園の加計孝太郎理事長と面会し、計画の説明を受けたとの記載がある県の新文書について「当時の担当者が実際にはなかった総理と理事長の面会を引き合いに出し、県と市に誤った情報を与えてしまった」とするコメントを発表した。

 首相は面会した事実はなく、加計氏から説明も受けていないと主張。28日に開かれる衆参予算委員会の集中審議で最大の焦点となる中、学園が急きょ面会を否定した。野党はコメントの信ぴょう性を含め追及を強める。

愛媛文書は正しい 

愛媛文書にある、加計理事長と安倍首相の面会は、今治市が事実と認めた。

愛媛文書を、捏造・怪文書と貶めようとしている与党政治家、その支持者達がいるが、それは無理筋な主張。登場人物・組織は三つ。安倍首相、加計理事長、そして愛媛県。愛媛県には、虚偽の文書を出すべき動機は何もない。そして、愛媛文書を支持する事実が複数ある。一方、加計理事長が嘘をついていたとすると、補助金の不正取得、詐欺に相当することになる。安倍首相は、この文書を否定しないと、首相はおろか、議員も辞めねばならなくなる。さらに、加計学園に対する受託収賄の罪に問われかねない。

愛媛県が正しいのは、火を見るよりも明らか。

愛媛県知事が、その文書内容の真正性を証言した。「何事も正直、真実というのを覆すことはできない」という彼の言葉は正しい。

安倍首相は、もういい加減、この明々白々な事実を認めて、退陣すべきである。

以下、引用~~~

愛媛知事「捏造主張はいちゃもんレベル」 提出文書巡り
5/25(金) 12:25配信 朝日新聞デジタル

 学校法人「加計(かけ)学園」の愛媛県今治市への獣医学部新設をめぐり、県の関連文書を参院に提出した中村時広知事は25日の定例記者会見で、文書が捏造(ねつぞう)だという主張がインターネットなどで拡散しているとし、「いちゃもんのレベル。よほどこれが事実だと困る人がいるのかな」と述べた。文書には、安倍晋三首相が学園の加計孝太郎理事長と面会したなどと記録されていた。新たな文書の発見は現時点でないとした。

 県は21日、参院の要請で、2015年4月2日に首相官邸であったとされる柳瀬唯夫・元首相秘書官と県職員らとの面会に関する文書計27枚を提出。その中に加計学園からの報告として、加計理事長が首相と15年2月25日に15分程度面会した、という内容が記されている文書があった。首相と学園側はいずれもこの面会を否定している。

 この文書の途中で字体が異なっている部分があることから、ネットなどで「不自然」との意見も出ていた。中村知事は「(文書は職員の)口頭報告用の備忘録。間違えてはいけないという思いが強く、強調したい部分の字体を変えるのは当たり前のこと」と述べた。「よほどこれが事実だと困る人がいるのかなと。正々堂々とやりましょうと呼びかけたい。いくらそういういちゃもん付けても、何事も正直、真実というのを覆すことはできない」と強調した。(前田智、大川洋輔)

朝日新聞社

加計疑惑関係者の国会証人喚問が必須 

先日、柳瀬前首相秘書官が国会に招致され答弁した内容について、あるテレビ番組で片山義博元鳥取県知事が強烈な皮肉を述べていた。

「大臣秘書官を努めた経験から言うと、加計学園や県、市職員に自分独自の判断で会うことはない。上司からも言われてないし、勝手に会って報告もしないのなら、あなたは何やってたんですかと。それ、サイドビジネスですか、ボランティアですか、そんな暇があるんですか」

現愛媛県知事も、県職員の証言書類、柳瀬氏の名刺などを提示して、柳瀬氏の証言の嘘を告発している。4月2日に柳瀬氏に会ったのは、県・市職員3名と加計学園関係者3名のみ。現在加計学園獣医学部学部長をしている人物は、そこにいなかった。柳瀬氏は、この人物が滔々と獣医学医療について述べたと答弁したが、それが嘘であることが判明した。県職員は、後ろでだまっていたのではなく、県の意向を明確に述べた。メモを見ずに述べたらしい。そこで、柳瀬氏から、この件が「首相案件」であると言われた。

あのように滅茶苦茶な柳瀬氏の答弁で幕引きをしようとする政権与党は、言語道断である。

柳瀬氏を含めた関係者の証人喚問が必要である。最初から、関係者全員の証人喚問をすれば、すぐに決着がつくこと。国会を空転させているのは、安倍首相、安倍政権に後ろめたいことがあるからだ。

これは、国の行政統治機構の私物化の重大な問題である。

補助金ビジネス 

加計学園の補助金ビジネスで、銚子市が食い物にされた。こちら。加計学園は、四つの大学を運営しているが、岡山理科大学以外は、経営状態が良くない。千葉科学大は、以下の通り、定員割れが酷い。これでは潰れる可能性が高い。この大学を誘致したのが、岡山理科大の関係者であった前市長。この誘致による財政負担により、銚子市は、行政サービスは低下し、第二の夕張になるのではないかと言われている。

安倍政権の仲間資本主義は、同じ構図で、日本の財政を食い物にしている。仲間だけに甘い汁を吸わせる構図だ。日本の社会、財政は、ほっぽらかしである。行政サービスの低下、社会福祉の縮小、増税を、国民は後になって負わせられる。

以下、引用~~~

入学者定員割れ 加計学園系「千葉科学大」に漂う経営不安

2018年05月12日 09時26分 日刊ゲンダイDIGITAL

国会は柳瀬唯夫元首相秘書官と加計学園関係者の面会の件で大揉めしている。そんな中、気になるのが加計学園の系列校として2004年に開学した「千葉科学大学」(銚子市)だ。

 安倍首相に近い萩生田光一幹事長代行は09年の衆院選の落選後、千葉科学大で名誉客員教授を務めていた。また、現在学長を務める木曽功氏は元内閣参与。文科省事務次官だった前川喜平氏に「獣医学部の新設よろしく」と働きかけたと報じられた人物だ。

 その千葉科学大の入学者が激減、定員割れしているのだ。たとえば薬学部の生命薬科学科。17年度は入学定員40人に対して入学者は7人(17%)で、18年度は定員35人に対して入学者5人(14%)だった。18年度は薬学部全体では定員155人に対して81人(52%)である。

 危機管理学部の動物危機管理学科は定員40人に対して17年度は入学者21人(53%)だったが、18年度は17人(43%)に後退。18年度の危機管理学部全体では定員300人に対して146人(49%)だった。全学部のトータルの入学者数は17年度の379人から18年度は286人と大幅に減っている。学生数が少なければ当然、授業料収入も減るだろう。

 私学補助金も減額された。補助金の金額は収容定員に対する在学者数の割合を示す「収容定員充足率」で決まる。17年度の薬学部の充足率は82%で危機管理学部は71%。補助金は82%だと8%、71%だと16%減らされる規定で、今年3月に交付された補助金は3億2988万3000円と、前年度より3470万円も減額された。18年度の充足率は前年度より低いため、来年3月に交付される補助金はさらに減額される恐れもある。

 千葉科学大は銚子市が加計学園に市有地9・8ヘクタールを無償貸与した上に、92億1500万円の補助金を提供して誘致した。同市の年間予算は約240億円。92億1500万円の一部は借入金だ。銚子市は「返済は25年まで続く見通しです。入学者が減ったのは成田市に国際医療福祉大学ができたことのほか、一連の加計学園の報道の影響もあるかなと思います」(企画財政課担当者)と説明する。

 ちなみに千葉科学大を誘致したのは元銚子市長の野平匡邦氏。岡山県の副知事を経て、加計学園の岡山理科大で客員教授を務めたのち、02年8月に銚子市長に就任した。野平、萩生田、木曽と3氏による華麗なる加計人脈だ。

「土地の件といい補助金の件といい、今治の獣医学部と構造は変わりません。当初は獣医学部の話もあったように記憶していますが……」(地元関係者)

 千葉科学大に質問状を送ったところ、岡山市の加計学園から次のような回答が届いた。

「経営が危ないとする貴誌の質問も全く根拠のないものであり、ぶしつけで極めて失礼な質問だと感じました。(略)これ以上の取材対応をしても、公平で公正な報道をしていただけるという期待はできません。(略)残念ですが貴誌からのご質問には対応できませんのでご了承ください」

 学生数が減るばかりの千葉科学大。経営は大丈夫か。

柳瀬氏に自由に証言させるべきだ 

首相元秘書官・柳瀬氏が、今治市・愛媛県の役人と、加計学園獣医学部新設の件で官邸で会い、この件は首相案件だと言ったことが、愛媛県の書類等から明らかになった。

政権に忠実に官僚である柳瀬氏は、「記憶にない」の一点張りで、彼が陥った隘路から抜け出す積りだった。が、その言葉を覆す証拠、証言が現れるに及び、さらに政権与党との「調整の結果」、今治市・愛媛県の役人と会ったことを「思い出し」たらしい。国会で証言するという。もっとも、証人喚問は徹底して拒否している・・・まだ、嘘をつく気が満々なのだ。

これまでの答弁と、会った記憶が戻ってきたことの整合性は、次の点から確保できると、彼と政権与党は読んでいるらしい。

〇今治市・愛媛県の役人は、加計の後ろにいたから記憶になかった

〇名刺がない

こちら。

もう、いい加減にしろと言いたい。政権与党との調整で記憶が戻ってきたのではなく(そんなことはあり得ない)、嘘をつきとおせなくなったと政権与党に言われて、会ったことだけは認めよう、安倍首相に害が及ぶことだけは避けようという魂胆がミエミエである。

こうなったら、彼が役人に会った状況を録画した記録でも提出しないと、認めぬつもりなのか。政権与党との調整で、「小出しにする」卑怯なやり方は止めるべきだ。こうした官僚と、官僚を動かしている官邸・政権に、国会が動かぬすべての責任がある。

もういい加減にしろ。

ようやく嘘を認めるようだが・・・ 

政府は一体いつまで、疑惑解明を引き延ばす積りなのだろうか。柳瀬氏は、昨年7月の時点で、学園関係者と会っていたことを周囲に漏らしていたらしい。さっさと本当のことを言えば、国会が空転しなくて済む。与党は、野党が国会を空転させている等と言い募っている。とんでもない話だ。捏造、隠蔽そして嘘を繰り返して、きちんとした議論ができない状況を続けているのは、与党・政府の責任だ。

これまでの安倍政権のやり口からすると、柳瀬氏に面会を認めさせたうえで、安倍首相にまで累が及ばぬようにする、嘘・捏造・隠蔽をまた始める。こんな政権運営を、自公与党は許すのか。

以下、引用~~~

関連ニュースはこちら 岡山・加計学園
柳瀬氏、面会認める意向 国会答弁へ
毎日新聞2018年5月2日 東京朝刊

 学校法人「加計学園」による国家戦略特区を利用した獣医学部新設を巡り、柳瀬唯夫元首相秘書官(現経済産業審議官)は、2015年4月2日に同学園関係者と首相官邸で会ったことを認める意向を固めた。面会をうかがわせる文書が愛媛県や農林水産省などで見つかり、否定し続けるのは難しいと判断した。与野党が国会招致で合意すれば、答弁で説明する。自民党幹部が明らかにした。【村尾哲】

 愛媛県と同県今治市職員、加計学園事務局長らが柳瀬氏と面会したという県職員作成の文書が報じられた4月10日、柳瀬氏は「記憶の限りでは、愛媛県や今治市の方にお会いしたことはありません」とのコメントを出した。文書では柳瀬氏が「本件は、首相案件」と述べたとされるが、柳瀬氏は「私が外部の方に対して、首相案件になっているといった具体的な話をすることはあり得ません」と否定した。

 その後、愛媛県の文書とほぼ同じ内容の文書が農水省で見つかり、文部科学省が内閣府から受け取ったメールには、15年4月2日に柳瀬氏と愛媛県や今治市職員、加計学園幹部らが面会する予定と記されていた。

 立憲民主党など野党6党は柳瀬氏の証人喚問を要求し、参考人招致にとどめたい与党と駆け引きが続いている。

 いずれの方法にせよ国会招致は避けられない状況になり、安倍晋三首相は4月26日、衆院予算委員会で「柳瀬氏は国会に呼ばれれば、しっかりと誠実にお答えする。知っていることをすべて明らかにしてもらいたい」と答弁した。

 柳瀬氏は、面会の有無が国会で問題になった昨年7月、職員らと会った可能性を周辺に認めていたことが明らかになっている。名刺交換しなかったため、記憶がないという。

 自民党幹部は1日、柳瀬氏の4月10日のコメントを踏まえ「愛媛県や今治市の職員は加計学園関係者の後ろにいたから、記憶に残っていないのだろう。学園関係者との面会を認めても、うそをついたことにはならない」と述べ、従来の説明との整合性はとれるという見方を示した。

 しかし、柳瀬氏が加計学園側との面会を認めれば、特区での認定が「加計ありき」だったという疑いはより深まる。野党が会談内容を追及するのは確実で、政府はさらに追い込まれる可能性がある。

「首相案件」の真偽 

一地方自治体の職員の陳情に、首相官邸で首相秘書官が対応する、というのは普通ありえないことだそうだ。それはそうだ。地方自治体職員が、中央省庁で官僚に会うことすら難しいのだから。

この面会の記述は詳細で、具体的。この証言をした人物が、虚偽を言う積極的な理由は全くない。一方、柳瀬氏は、「記憶の限りでは」面会していないという、条件付きの証言。さらに、彼が官邸で彼らに会ったこと自体が、首相にとって命取りになる出来事だ。従って、柳瀬氏には、その面会を肯定できぬ(または、面会について虚偽を語る)理由がある。

首相は、この件につきコメントする立場にはないと国会で答弁していた。だが、彼が加計氏、下村前文科大臣等と会食したかどうかが絡む、加計学園疑惑の本質の問題なのだから、コメントしなければならないはずだ。もう、部下に押し付けるか、コソコソと逃げ回るだけ。こんな人物が行政の長であるというのは、国難である。

柳瀬氏、さらには安倍首相を国会証人喚問すべきである。

かって安倍応援団の一員だった読売新聞を引用~~~

「首相案件、柳瀬氏が発言」面会の1人が証言
2018年04月12日 15時00分

 学校法人「加計かけ学園」の愛媛県今治市での獣医学部新設を巡り、県や市の職員らが2015年4月に柳瀬唯夫首相秘書官(当時)と面会したとする記録文書に関連し、出席者の一人が読売新聞の取材に、柳瀬氏との面会について「間違いない」と証言し、柳瀬氏から「首相案件」との言葉があったことも認めた。

 柳瀬氏は10日に「記憶の限りでは会っていない」とするコメントを出している。

 この出席者によると、15年4月2日に首相官邸で行われた面会には、県と今治市の職員、加計学園の職員らが参加。県職員が作成した記録文書の通り、柳瀬氏から「首相案件」との発言があったとし、「どういう意図でその言葉を使ったかは推し量りかねるが、(獣医学部新設に)前向きだと受け止めた」と語った。柳瀬氏が面会を認めていないことについては、「述べる立場にはない」と話すにとどめた。

2018年04月12日 15時00分

加計問題、初の国会審議 

昨日の加計問題についての国会審議、やはり与党は、自己宣伝に終始し、真相を究明しようという姿勢が全くみられなかった。

NEWS23の報道、こちら。

義家議員は、当時の文科省副大臣として、自己弁護に終始した。文科省が真相究明に積極的に動いたということは全くない。むしろ、真相に蓋をする姿勢であった。省内でやり取りされた文書を、根拠なしにでっち上げだとする。こんな「質問」は、国会で行うべきではない。与党に質問時間をいくら与えても、この程度の自己宣伝しか行えないことが改めて判明した。

逢坂議員の質問に対して、内閣府政務官は、答えていない。内閣が閣議決定した獣医学部新設の四条件を、クリアーしたかどうか、全く議論されていない。それはクリアー出来ていないからだ。自ら決めた新設の条件をすっ飛ばして、新設認可を下した。法治国家であるまじきことだ。

文科省認可審議委員会の議事録は記録されていない、という。闇の中で、胡散臭い結論を導き出したわけだ。

行政を私物化する、という民主国家にあってはならないことが行われた可能性がある。徹底的な議論を行うべきだ。

NHKは、本委員会の国会中継を行わなかった。これほど重大な事件についての国会の議論なのだから、当然中継すべきだろう。